****「またまた“百聞は一見にしかず”の体験〜〜」****
長野県は隣、南牧村からは続きほど近いです。良く遊びに行った宝庫です。旅番組の好きな旦那は、あちこち行くのが大好きです。 最近雑誌などで有名になり、旅番組にも登場する【おやき】で地域おこししている村があると聞き、そのずっと気になっていた「小川村」に訪ねて見ようと出かけたのです。
「縄文おやき」で一声を風靡しています。
お年寄りビジネスで、65歳以上でもどんどん正社員。おやきを売ってビジネスになっているというので、私も気になっていたので、9/6に長野県の小川村へ出かけて見ました。
「 小川の庄 縄文おやき 」
と、行く所々に看板があるのに、いざ近くに行ってみると見過ごしてしまい、小川村自体があっと過ぎ去るほど小さい集落です。新しい道路が出来て、村一帯は道路から隔てた一角。
住人に聞いてようやく、見つけながら訪ねて行くと、南牧村の桧沢地区のようなカーブの多い細い坂道です。山の奥地の一軒屋。入ってみると観光客がいっぱいです。
行って見ないと解らない〜〜。
雑誌に出ていた通りの“おやき”現場。
なんと建物が縄文時代に似せて、造ってあるのです。
元気なおばあちゃんにしてはまだ若い奥様方がおやきを手作業で丸め、大きな火鉢というか囲炉裏で、ひとつひとつ丁寧に焼いています。そこで食べられて、お土産にも買えます。
年商7億〜8億を稼ぎ出すというので、聞いて見ると、村全体で「小川の庄」として、別に工場があり、善光寺や、あちこちの観光地はもちろん、ネット販売や宅配。今や大企業の様相です。観光の目玉がここで焼いているもの。別売は冷凍品。
色んな種類があり、ここでも売っていました。
http://www.rakuten.co.jp/eeokurimono/875764/885375/981813/#1231469
これも仕掛けが凄いと感心しました。
道路から奥まった地域です。南牧村の方が遥かに流通がいい気がします。村の人たちが力を合わせて雇用が生まれている現実に凄いと感心しきりです。
また勉強になった社会見学です。
なんもくオアシスのも、もっともっと宣伝したいと思いました。田舎の素朴さは美味しさが一番でした。
せっかくここまで来たので、善光寺へと久しぶりに足を伸ばして見ました。
良く言う!「善光寺参り〜」
長野県は本当に観光地が多く、有名です。どこに行っても色んな所が整備され、訪れ人も多くいます。ほとんど行った事が無いという人が居ないくらいバスツアー客など多いのが、かの有名な「善光寺」でしょうか?
*****「善光寺…」*****
http://www.zenkoji.jp/
その“おやき”の売り場がここへと繋がりがあるのでまさに仕掛けです。信州は野沢菜が有名なので、野沢菜入りのおやきが古くから売られていました。何を隠そう〜〜私達夫婦が出合ってすぐに、ドライブに訪れたのが、ここだったので、思い出の場所なんです。34〜5年前になるのに、覚えていたのか?
「あそこが、ぶっついたとこだで〜^^」
と、指差して旦那が言いました。駐車場に入れるのに、かっこつけて入ったのに、出るとき、ガガア〜〜と下回りを思いっきり事故って、境のポ−ルが立ってあったのを見過ごし、当時大事に乗っていた青い<カリ−ナGT>を傷付けたのです。忘れられないエピソ−ド。それから何度もおじいさんおばあさん連れて、子供達連れて何度遊びに行った事か?夫婦で寄るのは当時以来。相変わらずのたくさんの観光客に凄さを物語ります。
おやきのお店にはやはり人だかり、歩きながら食べている人も居ます。販売網があるのは凄いです。信州は至る所に“おやき”の存在。昔ながらの伝統の味は懐かしさを募り、大勢に親しまれているようです。
お参りのあと、真っ先に門をくぐり、逢いに行ったのが「亀」
おばあさん(旦那の母親)の名前が“かめ志(カメジ)”だったので、「おばあさん、来たよ」と声かけました。大きな池の中にはたくさんの亀が右往左往しているのです。いい日だったので池のかめ用桟橋に、日向ぼっこのかめさんがたくさん。微笑ましい光景でした。
最近始ったNHKの連続テレビ小説「ウェル かめ」何だか繋がった縁を感じ、面白いと不思議です。
入り口で待ち構える、お地蔵さんの笑顔がとても素敵で、思わずにこやかになります。お孫さん抱いて、撫で撫でしている光景を見てそれも微笑ましく感じました。
帰り際にソフトクリ−ムを食べながら、いきなり飛んでいくと、「亀にえさくれてくらあ〜〜」と、ソフトの皮を、慌てて持って行き、与えて来たのです。「すげえやあ〜ばっちらげっこで食ったでえ〜^^」と、母親(かめ)の空腹を心配してか?旦那の母を恋する思いを感じ、やっぱりガキンチョかあ〜〜と、ひとりで笑ってしまいました。おじいさんが酔っては「かめ酒〜〜」って呼んでた話を聞かされていたので…。
軒並みのみやげ店の多さも驚き、どこも少子高齢化の波は凄いと思います。観光地の生き残りも本当に大変な時代を迎えていると感じました。

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