2010/10/24
スープ・オペラ

大切にしたい人がいる。思いはいつも、つながっている。 というサブタイトルの「スープ・オペラ」観にいきました。
坂井真紀さんが演じる主人公ルイは図書館に勤める独身女性。
古いけど素敵なお庭のある家に、幼いころから母親代わりに30数年一緒に住んでいた 加賀まりこ 演じる叔母が突然年下の医者と結婚して 無医村に行ってしまうところから物語は始まります。
そこにある日ひょんなことから 藤 竜也演じる変なおじさん(トニーさん)
と妙に明るい若者がころがりこんで 三人の生活が始まり、ルイの人生は輝きを増していきます。トニーさんのジーンズとアロハシャツ姿が素敵です


原作者は阿川佐和子さんです。
台所が重要な役割をしていました。清潔そうでぬくもりのある理想的な台所
叔母から伝えられた時間をかけてコトコト煮込んだ滋味深い「ルイの鶏がらスープ」に三人の顔が思わずほころびます。心にも染みて癒されるのでしょう

ルイの競争できない走りっぷり

それから素肌感と透明感も

きちんとごはんを作ること、それはきっと、きちんと生きること。だれかと一緒に食べること。それはきっと、一生の友をつくること

食べることって重要なことですよね

音楽もパリをイメージする曲調でよかったです


愛情に包まれたファンタジックな映画でした。
シネマ5で今週まで、毎日一回まだ上映されてますよ
