2011/1/29

朮(おけら)  

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キク科オケラ属の多年草。学名はAtractylodes japonica
Atractylodesは、ギリシャ語の「atrakton(紡錘)」が語源。硬い花の形に由来か『紡錘(ぼうすい)』とは糸を紡ぐためのもので両端がとがった円柱状のものだそうです。

なんとなくわかる気がします。

本州から九州、朝鮮半島、中国東北部の草原や林道のように明るい場所に分布しています。
花は白とごくうす〜いピンク色で、アザミに似て筒状花だけの房状の頭状花序となります。

根茎は白朮(ビャクジュツ)と称する生薬だそうです。
白朮は芳香性の精油を含み、健胃用などに用いられます。

古名は「うけら」で、しだいに「おけら」になったらしいです。「をけら」とも書きます。

京都の八坂神社の「をけら詣(まい)り」は大晦日から元旦にかけて、社前でおけらの根を入れて篝火(かがりび)を焚く行事は、参詣人はその火を縄に移して消えないように、振りながら持ち帰って
神棚や仏壇の燈明に点じ、また元旦のお雑煮を作る際の火種にして一年の無病息災を祈るのだそうです。

おけらはそんな“厄除け”の植物でもあるのです

これは千鶴子さんの作品です。エイ子さんがもって来られたのを描かれました。
この時は絵のように枯れてましたが、それがなおさら風情がありました。

葉の紅葉も細かく点描されています。いつもとてもおしゃれな方です


「恋しけば 袖も振らむを 武蔵野の 
うけらが花の 色に出なゆめ」      万葉集
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