2011/2/14

シーボルト日本植物誌  

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今年の始めにご尊敬する方より『シーボルト日本植物誌』をご紹介いただき、読もうと思いながら約一か月が過ぎた昨日
大分合同新聞の わたしが最近読んだ本のコーナーに優子さんの書評が掲載されているではありませんか   それがなんと「シーボルト日本植物誌」だったのです

優子さんの書評を読んですぐ本屋さんに走り、その美しい表紙に心躍らせながらすぐさま家にもどり一気に読みました。

この本はシーボルトが出版した世界で最初の日本植物の本格的彩色画集なので読むというより、見るという方がよいのかもしれません。

シーボルトが日本にいた7年間に絵師の川原慶賀(かわはらけいが)を中心に描かせたもの を下絵として利用されているのですが、当時の典型的な西洋の植物画の常識とは多少異なる という点から日本植物誌の版下とするための改革が行われたようです。

この本の監修・解説をされている「大場秀章」東京大学名誉教授 によるとそれにより植物学的に不自然になってしまったものも多数あるようですが・・・・



彩色の美しさと洗練された構図、何よりこの時代にこんなに美しい植物が生えていたという感動はストレートに私たちの心に響きます


それまで日本では本草学の小野蘭山(おのらんざん)の『本草網目啓蒙』や岩崎潅園(いわさきかんえん)の『本草図譜』が完成していましたが彩色という点ではまだまだ及ばなかったようです。

日本ではシーボルトという名前を聞いたことのない人はいないくらい有名です。
江戸時代の日本に近代的な医学を伝えたこと。「鳴滝塾」西洋医学の専門学校の開校。
禁制の地図を持ち出し国外追放になったこと。etc.


ここからは優子さんの書評より

興味深いのはシーボルトという人物についての記述。
シーボルトは日本の植物の通信販売を最初に手がけた人物だという。
園芸振興のための組織をつくり、ヨーロッパで育つように順化し、カタログを作成して、頒布し、日本ブームの火付け役となったとも。
本書で紹介された日本の花々がヨーロッパの庭の歴史を変えてきた。
そう思うと、この本が単なる図鑑ではない違った書物に見えてくる。

私は優子さんのこの書評のコーナーの大フアンの一人ですが、残念ながら来月でとりあえず一休みとお聞きしました。
植物一つひとつに対する愛情、そして書物一冊いっさつに対する愛情の深さはこれからも学んでいきたいところです

来月はまたまた楽しみです
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