笑うしかないぜ
新年のあいさつしたきりで、ずいぶんとご無沙汰してしまった。でも、ちゃんと元気にしてたんだ。
久しぶりに、やらなければならない仕事も一段落して、気分がすっきりしたので妻殿と「中馬のおひなさま」を見ながら歩くことにした。
全国的にも紅葉で有名になっている「香嵐渓」であるが、住民の発案で始まった、町おこしの一環で、街道の両側にある全家屋が各家に伝わる「おひなさま」を展示していた。年々アイデアを出し合ってにぎやかになってくる。
今年は、竹を使って展示するコーナーも設けられていた。
おひなさまを鑑賞しながら、とある、一軒に入って見つけたのが写真の絵なのだ。
ことばも絵も気に入り、作者を尋ねたら、三好町に在住の主婦だということがわかった。以前、そこに勤務していたので興味をそそられ、絵やことばについて店の人と話していたら、主人らしき人が現れて、
「今日は、この街にきているよ」と教えてくれた。
さっそく引き返して、本人に巡り合えた。想像していたとおりの優しくともたくましそうな主婦であった。絵やことばについての感想を述べて、たのしいひとときもつことができた。
気分がよくなってきたので、お昼御飯は、街道にある古いお店で「うな丼の上」をたのんだ。

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