2011/11/25  23:12

真実は何処に  音楽

サーバーのメンテでカキコが遅れたが11/23にAtomic Café主催のTalk & Liveへ行ってみた。
代官山のUNITというお初のハコだったのも楽しみでした。地図を見れば恵比寿からも遠くなく、
日比谷線一本で行けるのも個人的には嬉しかった。地下を結構降りた会場は天高もあり、
見やすい印象だった。

開演10分前の16:50になると主催者が出てきて趣旨の説明を10分程した。かって80年代に
日比谷野音を中心にして数回LIVEをしたこと、関心を持つミュージシャンが少なかったこと、
チェルノブイリ後に開催が中止になったこと、今年の福島の原発事故から再開しFuji Rock
などで数回主催したことなど。そして交代に山口洋が出てくる。「場を暖めにきました」と
アコギを持って”荒野の風”から歌い始めた。いつも思うが彼は言葉を大事にして歌ってくれる。
滑舌よい言葉は明確に耳に届く。そういったことって結構大事だと思う。何せ母国語なのだから。
“雨の後、路は輝く”を歌い終えると、「楽屋で友達を見つけました。タカシじゃないよ」と
言ってリクオを招き入れる。リクオのクレイジー・フィンガーと共に”トーキョー・シティ・
ヒエラルキー”が始まった。いいよねリクオの鍵盤。関西弁のMCと共にとっても軽やかだ。
山口が無骨な九州人だけに場を和ませてくれた。そして最後も一緒に”満月の夕”をやって
二人でそそくさと舞台を後にした。中川も来ているのだから一緒にやって欲しかったぜ。
オープニングは30分とりっぱな暖め役を務めたヒロシでした。

10分程度の転換を挟んで遠藤賢司が出てくる。椅子に腰を下ろし物凄くヘビーに歌い始めた。
MCによると来年出る「ちゃんとやれ!えんけん」から“エンケンがやってくる!”だったようだ。
それから“夜汽車のブルース”を挟んでいつもの自治ネタ。落合前中日監督のコメントを
使いながら「誰もがもっと自分のことをちゃんとやらないといけない」と話す。新譜そのまんまや。
と言うことで” 俺が死んだ時”など新譜の知らない曲を続けてやったのでした。後半では
立ち上がり” 君にふにゃふにゃ”、そしていつもながらに”夢よ叫べ”を切々と歌い、見栄を
切って去って行った。凛々しいなエンケン。「音楽に格の上下も洋楽が優れている事もない」と
言い切る態度がカッコいい。こちらも30分程度。

次いで展開の後、本来の趣旨である原発関連のトーク・セッションが2部に渡り行われた。
当初は島キクジロウ、ピーター・バラカン、加藤登紀子、山口洋がパネラーとして
発表されていたが、会場には俳優の山本太郎と文筆家で反原発の闘士である田中優も顔を
連ねていた。誰の言うことが正しいのかは分からないが、田中、加藤、山本の三氏の言葉には
熱が入っていた。東電がマスコミの大スポンサーな為真実が報道されないという事は事実だな。
田中氏はネットを介した既存の考えに囚われない新しい雇用の創造を訴える。そして食の安全の
事実を知ることにも言及する。山本は国会議員の姿勢を問いただし、行動しない人には退席して
もらうよう計らうと話す。国民投票が憲法改正にしか対応していないのなら、電力会社の
大株主として大阪市民と東京都民で署名を集めて嘆願すべきとも言う。しかし署名を集めるには
代表登録をしなければならず、3万人必要なところ現在は3千人程なので皆も参加して欲しいと
熱く語っていた。加藤は亡き夫が学生運動の闘士だっただけに、強い意志は持ち続けている。
家族で農場をやっている立場での食の安全と、原発は完全停止するまで30年かかるから
即刻止めよと訴える。登紀子さん、予定外に”今どこにいますか”ともう1曲歌ってくれた。
残念ながらピーター・バラカンと山口洋は聞く立場が多く、今一つ熱気は感じなかった。
島さんは司会に終始していた。知らない話も沢山聞けて、結構耳年増になった感じ。
但しワタシも含めLIVE中心に来ている人たちが多数であり、大きなムーブメントに
繋がるかは疑問です。お手伝いはしますが、自主的にはチョットなのです。スマン….。

そしてトリはソウルフラワーの別動隊であるソウルフラワー・アコースティック・パルチザン。
中川、高木の二人にリクオが加わった3人組。少人数でアコースティックと言うことで
機動性は高いです。かってのモノノケサミットに代わり、今回の震災はこのユニットで
支援している。本隊は騒ぎに来ている奴らが多くてノリが怖いのだが、この日はゆったりと
前の方で見れましたね。やってることは本隊と変わりないのですが、やっぱアコです(笑)。
まずは”死ぬまで生きろ”、そして”そら”、リクオの”パラダイス”、中川敬ソロの浅川マキ
“少年”なんてのが歌われる。「被災地でウケた曲をやるわ」と”おいらの船は300トン”、
リクオの歌う裕次郎”夜霧よ今夜もありがとう”と昭和歌謡が続いた。このあたりも彼らの
真骨頂ですね。「パネラー呼ぼうや」と山口を呼び入れる。「お前からバンド入れてくれ
なんて珍しいな」と中川が突っ込めば、「ミュージシャンで今日を終わりたかった」と笑える返し。
てなわけで久しぶりに魂の兄弟たちの”満月の夕”が聴けたのでした。もちろん今回は中川
バージョン。一度山口は引っ込み”荒れ地にて”が歌われ、再び出てきてお待ちかねのリクオ
“アイノウタ”を一緒にやったのだった。もう、この曲は最高に盛り上がる。ここから山口は
最後まで演奏に加わり”うたは自由をめざす!”からアンコールの”光”まで原発問題も忘れ、
楽しんだのでした。70分程度だが、こいつらステージ上手いね。高木克のスライドも好きです。
時計を見れば22:10。さすが疲れた。外へ出ると路面が濡れているが、雨は上がっていた。
山口の曲“雨の後、路は輝く”を聴いてから、5時間が経とうとしていた。
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