2012/8/26  10:30

最強タッグ再び  音楽

昨晩は2月のコラボの再会ということで、二階堂和美がゲストのソウル・フラワー・モノノケ・
サミットのLIVEに行ってきました。場所は2月と同じ下北沢Garden。夕刻、下北沢へ降り立つと
何とレコファンが無くなっていた。業界厳しいね。まずは会場へ向かい、オンライン申込を
チケットに替えてもらう。チケットの方が入場順が早いと聞いていたからね。81番でした。
Disk Unionへ向かうが、見るだけで買うことなく17:50頃に会場へと戻る。18:00頃になると
客入れが始まり、ドリンク代500円を払って中へ入る。まだ客も少なく、ビールを持って
真ん中の前から2列目辺りに位置取りする。当然のように小柄な女性の後ろで、視界は良好。

19:00になると中川敬のMCで二階堂和美が出てくる。"萌芽恋唄"に始まり、大人しめの歌を
ソロの場ではこの日も歌っていた。まあその点、初見時ほどの驚きは少ないが、この人の歌は
言葉に情感を込めて歌うのが素晴らしい。現在の日本で、最高峰の歌い手の一人だと思ってる。
「盆ダンス・ツアー」と言う事で、地元大竹町の"大竹音頭"ってのが、聴けたのがもうけもの。
盆踊りを恥ずかしげもなく踊る所が、彼女の天然の美。この曲、作詞は地元出身の大作詞家・
石本美由紀氏の作詞という一品。今回も聴けた"満月の夕"は中川が後で大絶賛してた。
同じ曲でも表現方法が違うので、違った景色が見える。いずれにしても、どちらも素晴らしい。
この日もソロは6曲30分と短いが、ニカさんワールド全開で観客の心をわしづかみにしていた。
オープニングとは呼べない、最高の幕開けだった。

転換も10分ほどでモノノケの連中が出てくる。昨年来からソウルフラワーのユニットは何度も
見ており、曲もそれに伴うエピソードMCも目新しさはないが、曲が歌い込まれたのか中川の
歌いっぷりがカバーでも完全に自分の曲となっている。この日で3日連続となったようだが
本人が言うように声は出ていた。東北の被災地を巡り、逆にパワーを貰ったのかもしれない。
「頑張ってくださいなんて言わずに、一緒に頑張ろうって言えばいいんや」と言って歌った
"がんばろう"は説得力に満ち溢れていた。同様のパワーは反原発のデモにかかわっている
大熊亘がメインのチリのインスト曲"不屈の民"にも感じた。ワタル氏の「国家ぐるみのオレオレ
詐欺にご注意」的発言には笑わせられた(爆)。しかし年が経つにつれ、このユニットの昭和
歌謡への接近にもビックリさせられる。まあ、それ故のニカさんとの迎合なのかもしれないが。
「カラオケなんて大嫌いだったのに」「俺はストレート・パンクだったから」と中川自身が
その変化に一番ビックリしているのかもしれない。しかし"港町ブルース"、"おいらの船は
300とん"、そして初見の"また逢う日まで"、"北国の春"とこちらにビンビンと言葉が響いてくる。
英語の入らない歌詞、作詞者が丹念に積み上げた言葉の数々の素晴らしさを改めて教わる。
この辺は彼らやニカさんが継承している部分でもある。また、歌い込んだ"アリラン""斎太郎節"
"お富さん"なんかも含め、オリジナルの"キセキの渚"に勝っていたような気がした。ニカさんも
前回以上の長い共演となり、1度出てきたら最後まででずっぱり。もはやモノノケのメンバーと
化しているようだった。「にじみ」の中でも昭和歌謡っぽい"女はつらいよ"、"説教節"、
"いつのまにやら現在でした"の3曲を歌うが、もはや何の違和感もないコラボとなっている。
アコの奥野をイジリ倒す"説教節"のくだりは、特に最高だったね。今回初見のニカさんがNHK
「おかあさんといっしよ」に提供した、"ショキ ショキ チョン"を歌い踊る様も凄かった。
伊丹英子とツーショットで踊っているかと思えば、バックでギターの高木克まで踊ってた(笑)。
ニカさんの笑顔は誰もを引き寄せる。流石、僧侶の端くれ?瀬戸内寂聴に続く文化人僧侶ね。
歌による説教でいいんじゃない、まさに説教節か。しかしアンコールでのひばり"お祭りマンボ"は
アンダーグラウンドにしておくには惜しいものだ。NHKの全国放送で流れてもおかしくない。
そんな訳でニカさんゲストの再会は、最高でした。それもモノノケのバックに英ちゃんや川村の
声が鳴っている安心感の上に成り立っている。うつみさんにも是非また参加して欲しいものです。
最後は"さよなら港"で大団円の135分。いゃ もはやこの組み合わせは最強タッグ。年明けにも
又一緒にやってくれるのを願っています。両者とも聞いてきていたが、まさかこんな感じて
シンクロする時が来るとは思わなんだ。長生きはするものです。綺麗な日本語の歌詞は素敵だ!

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