2014/1/25  12:58

走らずとも確かな歩を進めるBOSS  音楽

Bruce Springsteenの新譜「High Hopes」がリリースされた。オリジナルだけでなく他人の
カバーを含めた楽曲は、Steveの代わりに一部のツアーでギターを弾いたTom Morelloの
参加や、サックス意外のホーンも聴こえる等とりとめなさも感じるが、オープンマインドな
Bruceらしいと思う気もする。兄弟同然のE Street Bandも物故者が2名も出ればそれも
しかたなし。本作もソロ名義である。既にLIVE盤でリリース済みの"American Skin"を始め、
LIVEでは公開済みの曲も含まれていることも既知感となっている。ある種デジャヴの漂う
アルバムだ。かっての疾走感は薄れたが、アメリカ人としての責任感と言うものは作品ごとに
強めている気がしてしょうがない。ロッカーからフォークへの回帰と言ってもよいのかも
しれない。大統領選ごとにアコースティック・ギターをもって支持する候補者の辻演説を
繰り広げる辺りも良い例だろう。最近、三男が消防士になったという記事を目にした。
かって大西洋を渡ったアイリッシュが着けた仕事は警察官や消防士などの危険を伴う
仕事だったらしい。そんな仕事を選ぶ倅は、災害時にチャリティに立ち上がる親父の背中を
見続けていた筈だ。Bruceの本質は音盤だけを聴いていても理解はできない、今も昔も
彼の本質はLIVEにある。最近はより会場のファンとの双方向性が感じられて爽快だ。
日々違ったリストを演奏し、ボードで曲名を掲げるファンのリクエストに応える。
映画「Springsteen & I」にはそんなファンの感謝の念が凝縮されていた。
だからこそ新譜ではデラックス盤に付く昨年のロンドンでの「Born In The USA 全曲公演」を
見なければ完結しない。個人的にはこちらが本命と言っても過言ではない。
"No Surrender"、"Bobby Jean"と言った曲で、疾走するBruceを目にする事ができる。

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