2009/2/20  22:51

Midnight Train To Boston Part2   旅日記

朝からの雨も昼前には上がり、ありがたいことに傘をささずに旅立つことができた。
これって気分的には結構重要なのです(笑)。青砥で京成の特急に乗り換え、
トラブルなく成田に到着。UAはチェックイン機を多く導入しており、預ける荷物の無い
ワタシに取っては列に並ぶことが無く楽チンである。この日もいつものように
軽めのデイパック一つのいでたち。最近UAではWebでの事前チェックインとボーディング・
パスのプリントアウトも行えるようになっており、次回にはトライしてみても良いかと
思っている。16:30の出発にはまだ2時間近くあり、アメックスのラウンジで一休み。
ゴールド会員の特典であり、ビール1本無料なのが嬉しい。スナックにビールを
飲みながら少し休んでから出国ゲートへ。ここもガラガラであったが、機内は満席の
混み具合であった。

定刻に機はD,Cへ向かい飛び立っていった。この日は気流が悪いのか、随分と
揺れることが多かったのにはマイッタな。最近の航空不況はコストダウンを積極的に
進めており、マイル特典のハードルが上がる以上に身につまされるのがアルコールの
有料化である。ご他聞に漏れずUAも昨年より有料化となっており、事前にヤフオクで
5枚ほど無料チケットを落札しており、それを使ってビールとワインを飲み
結構眠れたのは良かったのだが、機を出た時には胸ポケットに残っているはずの
3枚のチケットは無くなっていた。落としたのか、はたまた食事トレーに乗ったままで
ゴミと化したかは不明ではあるが、無くなった事実だけが残ったのでした。
安く買ったつもりがかえって高くなっちまった。トホホです(涙)。
しかし悪いことばかりではない。D.Cには45分早い14:00に着いた。「うまくいけば
早い便に乗れるかも」という考えが頭をよぎる。電子渡航認証システムになっても、
相変わらず緑のビザ無しシートは予想通り必要であったが、入国審査はあっという間に
終わり入国する。

出発を知らせるディスプレイを覗くが、UAのPhiladelphia便は残念ながら早い便は
無いようだ。こうなると待ち時間が長いだけ、読書の時間が増えるのである。
予定されたゲートで暫く本を読んで待つが、何か悪寒を感じる。海外へ出ると
気づかずとも五感を研ぎ澄ませているらしく何となく変な感じは察するのである。
ディスプレイを見れば出発ゲートが変わっている。それもShuttleで移動しなければ
ならない位置へ。「やれやれ」と思いながらも急ぐ時間でもなく速やかに移動した
しだいです。Philadelphia便はオーバー・ブックしていると見えて、さかんにボランティアの
アナウンスが流れるが、一時も早くかの地へ到着したいワタシには何の関心も無い。
Philadelphiaへ向かう便はJetなれど横3席しかない小型機。40分程の短いフライトで
Philadelphiaへは18:35には到着。もうあたりはすっかりと日は落ちている。
空港に隣接した鉄道駅のホームは風が吹きかなり寒い。次の電車は19:11だ。
周りを見てもチケット販売機は見られず、多分車掌から買うのだろうと勝手に判断する。
まあ来なければキセルだし(爆)。終着駅から戻ってきたリージョナル・トレインは
ほぼ予定通りに出発し、これも予定通りに車掌が途中で検札に来る。
$6払い30th Street Stationには19:30に着く。

LIVEの開演時間であるが、じたばたしてもしょうがない。まずは券売機で予約していた
今夜のAmtrakの発券をしておかないと。機械は一日中動くが、うまく発券できなければ
窓口のスタッフを頼らないといけない。LIVE後では窓口は閉まっているからね。
ということでクレジット・カードをマシンに差し込めば、ものの一分でチケットが
印刷されて出てきた。ちょっと拍子抜けする位あっさりと(笑)。
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それではWorld Cafe Liveへ向かうとしよう。方向を確認し駅を出る。信号を渡り30th Stを
2ブロック南下してWalnut Stを右に曲がればすぐに看板が見える。扉を開けると左に
Box Officeがある。係りの男性に「予約してるんだけど」とクレジットカードを渡せば、
「どっち」と聞くので「下の方、Kathleen Edwards」と言えば、チケットが出てきた。
「楽しみなよ」との声を背に受けて階下へ歩を進める。入口でチケットをもぎり、
再入場用のリストバンドをつけられる。背中のデイパックは何も言われないので、
そのまま担いで中へ入る。この辺店によって対応が違うからね。
中は結構きれいで、中央部がスタンディングエリアでその回りに予約席のテーブルを
配している。予約席は最低$20の飲食を求められるが、どうせどこかで夕飯を
食べる必要もありテーブル予約していたのである。しかしこの207テーブルがどこだか
良く分からない。記憶を呼び起こしてあたりをつけ、座ってる客に「ここ207テーブル
じゃない」と聞くも「ここは予約席よ。入口の所で係りが案内してくれるから」と
らちが明かない。しょうがなく入口に戻りもぎりのスタッフに「席予約してるんだけど
どこかな」と聞けば、彼氏が席まで案内してくれた。。ここはスマートに$1チップを
渡す。見ればさっき聞いたオバさんの隣。やれやれです。
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時計を見れば20時少し前だが、幸いにまだ前座も始まってはいない。
ウェイトレスを呼びバドワイザーとバーガーをオーダーする。もう一杯も頼めば
$20はクリアできるはずである。スタンディング・エリアもそこそこの入りだが、
座っていてもステージは望めそうだ。
20:10になりやっと客電が落ち、オープニングアクトのThe Last Town Chorusと名乗る
女性が出てくる。これがラップ・スティールを弾きながらゆったりと歌を歌う。
座っているのでイマイチ演奏のスタイルが見えないのが残念。しかし良い感じ。
25分と短い位のオープニングでしたが、結構気持ちよくビールが進みましたね。
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それじゃあとギネスを飲みながら待つこと40分。21:10にKathleenが出てくる。
茶の半袖のブラウスにジーンズと相変わらずのカジュアルないでたち。
ハーモニカホルダーにアコギで新作からの"Buffalo"でゆったりとスタート。
バックにはキーボード&ギターとギターの二人の男性を従えている。
つまり彼女のバンドからリズム隊を抜いたユニット。しかしこれでもエレキが入ることにより
結構躍動感は感じられる。それが顕著に出たのが次の"In State"。
これってワタシのFavariteですから早々にノリノリ。次いで新作よりタイトル曲の
"Asking For Flowers"と最初から全開の素晴らしい選曲でした。以降も新作を中心に
3枚のアルバムから次々と演奏してゆく。たまにエレキも弾くが基本はアコギで
彼女は演奏を続けていた。クールな歌声にカナダ人の生真面目さを感じるのだが、
時折「fuckin!」なんて言葉を発するように、結構鉄火肌なお嬢様である。
バックのJimがメイン・ボーカルを取った曲ではフィドルを彼女は弾いていた。
「へ〜」って感じ。終盤に向かいハードな曲調にシフトしていったが、どの曲も
基本的にストライク。着いて早々、ビールも飲んでいるが眠くなることなく聴き入っていた。
本編LASTの"Back To Me"ではテーブル席の客も総立ちにさせた。もちろんワタシも
立って騒いでた。アンコールは新曲をまじえて3曲。終わって時計を見れば22:45。
本編75分、アンコールが20分てとこかな。もっと聴きたかったが、Bandじゃないと
とは言いません。ワタシの耳にはバンド・サウンドがちゃんと鳴っていたから。
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客電が点き、ウェイトレスがチェックを持ってくる。$23.90だったので$30を挟んで
彼女に渡す。「お釣り?」と聞くので「Yes」だ。彼女が$1持って戻ってくる。
「細かいのが無いので$5は後でもってくるわね」だってさ。
やってくれるなこの野郎。「お釣りは取っときな」と言って貰いたいのがミエミエだ。
ということで$5持ってくるのを待って、テーブルに$3置いて店を出てきた。
グッズは買わないが見るだけ見て、一階のステージでやっている音にも目をくれず
店を後にした。外はますます寒くなっているようで、ポケットに手を突っ込む。

駅に着けばマクドナルドを除き、フードコートの明かりは消えている。
時計は23時を回っているが、Bostonへの夜汽車は0:13とまだ1時間程度ある。
待合場所には警官が巡回しており、セキュリティは保たれている。
駅舎の天井は高く、少し寒々とした感は強い。
夜が明ければそこにはBostonの街が広がっているはずだ。


to be continued..........
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