2019/9/15  13:07

「魂の宿る街ニューオーリンズから ネヴィル・ブラザーズ自伝」読了  

長いこと寝かせていた「魂の宿る街ニューオーリンズから ネヴィル・ブラザーズ自伝」
を1週間ほどかかってやっと読了。
たぶん四兄弟にインタビューしたものを文字起こして編集したものなのだろう。
共著としてデイヴィッド・リッツという人物が名前を残している。
日本で刊行されたのが16年前の2003年9月、ネヴィル兄弟の活動も終止符を打ち、
昨年にはチャールズが、そして今年はアートが鬼籍に入ってしまった。
中身を読めば、ジャンキーで盗人、女たらしのとんでもない兄弟である。
それでも家族と音楽には愛情を注ぎ続けていた。人種差別の時代の人達である。
ダメダメの順では、チャールズ>アーロン>シリル>アートなんて感じ。
ドクター・ジョンやジェームズ・ブッカーには仲間意識を抱くも、
アラン・トゥーサンには搾取されたと恨みを抱いていたようだ。分からないものだ。
少し年の離れたシリルは兄貴たちとは違った価値観を持っていたようだ。
アーロンは彼のソロ・キャリアを輝かしいものとしてくれたリンダ・ロンシュタットに
凄く感謝していたのだとあらためて気づかせてくれた。
リンダのドキュメント映画もアメリカで上映されているのでいつか見たいものですね。

札幌に飛ばされて間もない1987年の夏に旭川のフェスに彼らが来るっていうので
バスに乗って日帰りで観に行った。これがネヴィル兄弟の初体験だったはず。
その後もニューオリンズのハウス・オブ・ブルース等内外で何度も生を経験した。
特に1994年のライヴ・セレヴレーション豊橋は印象深い。
出演者もニューオーリンズ寄りで豪華だった。アラン・トゥーサンは開場前に
公開リハはしてくれるし、屋台ではヴァン・ダイク・パークスが嬉しそうに
焼き鳥に舌鼓をうっていた。何よりもネヴィル兄弟が出てくると雨上がりの空に
美しい月が出ていた。まさにYellow Moon!もう25年も前の話か(笑)。
半ば犯罪者の兄弟だが、良い思い出しか浮かばない。

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