2021/1/15  16:38

黒い四巨頭  映画

Amazon Prime Videoで本日より配信が始まった映画「あの夜、マイアミで」を観る。
カシアス・クレイがソニー・リストンをKOで破り、ボクシング世界ヘビー級チャンピオンに
成った夜に彼とマルコムX、NFLのスター選手ジム・ブラウン、サム・クックの四人が会っていた。
史実的にはマイアミでクレイはチャンピオンに成った後でモハメド・アリと改名しているので
マルコムXが居たとは思われるが、他の二人がいたのは作り話では。
それ以外にもマルコムXのモーテルの部屋での出来事はそれらしい架空の話なのだろう。
言い争うマルコムXとクックでマルコムが唐突にディランの"Blowin' The Wind"をかけ、
クックに「お前はこういった公民権運動にかかわる曲を書いてないだろう」と詰め寄る。
その後ブラウンと二人になった時に「未公開だが書いてある曲があるんだ」と話して、
後日のジョニー・カーソン・ショーで"A Change Is Gonna Come"を初披露するなど
ちょっと盛ったホントの話に口元がほころぶ。
全米94位のボビー・ウォーマックの"It's All Over Now"をストーンズが取り上げて
1位となってボビーと著作権を持つクックが潤って喜んだ話もここぞと出している。
最高なのはマルコムXがクックのステージを5回観ていて、ボストンの公演で前座に出た
ジャッキー・ウィルソンが電源を落としてマイクオフになり、その場でクックがステップを踏み
"Chain Gang"をアカペラでお客と大合唱になるシーンは圧巻だ!
「あれはチャントだった」とマルコムXがいう事でクックの機嫌も良くなった(笑)。
他にもバーでクレイが"I Must Be 'The Greatest'!"(その場じゃないだろ)と叫んだり、
ブラウンが映画の撮影が延びるのを認めないチームから引退して俳優になるという場面等、
時系列を適当に無視しながら面白おかしく作った一作。こんな夜があったのなら楽しい!
まだまだ人種差別のあった時代であり、Black Lives Matterの時代にも刺激ある作品です。
プライム会員なら観て損のない一作。オススメしておきます。

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