2010/4/28

ツキノワグマの恐怖!  山菜

〜前回からの続き

おそらく熊さんは日当たりの良い沼の淵で「お昼寝」をなさってたんでしょう。
熊も人間も考える事は一緒です。

以外と冷静に対処できた自分を褒めたいのですが、さっそく回れ右し、妻を呼びます。
勿論、うんと小声で

しかし妻は意味が分からないようです。
「なにっ!? 聞こえないんだけどっ!」

デカイ声で答えます。

冷や汗というのはこういう時に出るのでしょう。

こうなるともうジェスチュァです!
身振り手振りで、
「そ〜こ〜にっ、く〜ま〜がっ、ね〜て〜るっ」
必死に伝えます!

しかし、またもでかい声で、
「なにっ!? 何言ってんのっ!?」

採取に夢中でイライラ口調です。

よほど置いて逃げようかとも思いましたが、勿論そうはせず。
妻の腕を、もう無理やり引っ張り、妻も事の重大さにようやく気付いたようです。

抜き足差し足で100mほど進み、あとは車まで猛ダッシュです!

こんな山奥で、もし万が一のことがあっても絶対に誰にも気付かれません。
当たり前ですが携帯電話も通じません。
そういう環境が余計に恐怖をかきたてます。

翌年同じ場所、再度訪れましたが、そこに例の「真っ黒で、丸くて巨大な物体」はありませんでした。


人間が歩くには非常に難儀な笹薮。
特に登りは非常に厄介です。

ところが熊さんはいとも簡単にすり抜けます。

笹薮から歩み出てこちらを見、「なんだ人か」という感じで横切り、反対の藪に入っていきます。
残されたこちらは当然ながら、口が開いたまま、しばらく呆然とします。

崖を熊の子が転がってきた事もあります。

「かわいいっ!」と近寄ってはいけません。
確実に近くに親熊がいます。
子連れの熊は特に凶暴と言います。
即効で逃げました。

子熊の声が「く〜ん、く〜ん」と聞こえるなんてしょっちゅうです。
こんな人里から遠く遠く離れた山奥にイヌの子はいないでしょう。

熊と遭遇した人はとにかく大げさです。
「象より大きかった」と証言する者もいます(笑)。
ヒグマは本州にはいないはずなので、それは恐怖による感覚の麻痺と思われます。

しかし、もともとは彼らの土地でしょうから、共存していかなければなりません。
山に入る際は、鈴やラジオをお忘れなく。

熊さんの話はこちらもご覧下さい。




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