2019/10/3

あみ茸、最盛期です!  きのこ

昨日も今日も、あみ茸狙いです。

あみ茸、一時は大不作が懸念されました。

9月上旬に一瞬出てすぐに終了しました。

小口のお客様、数件しか出荷できず、大口のお客様、全く出荷できず。

大口のお客様には、
「数を減らせばお届けできるかも・・・」
と、お知らせしていましたが、
なんとかほぼ、(元の数量で)出荷できました。

全く雨が降らない割には、思ったよりは出てくれました。

が、まだまだ数十件、お客様お待ちです。

私も(松茸が忙しくなるまでは)毎日山へ入ります。

本当は、ハナイグチが豊作なので、そちらを狙った方が簡単に採れますが、あみ茸のほうがお待ちのお客様が断然多いため、あみ茸を狙います。

昨日は、ひと山で2400g採りました。

きのこが乾いて「白い」ため、晴れの日は、木漏れ日がチカチカして見えづらく、探すのに苦労します。
かなり(きのこの)近くまで寄らなければ見えません。

昨年であれば、もうあみ茸、「探す」必要がありませんでした。

1カ所、群生しているのを見つければ、そこからあちこちに群生が見えます。

もう座りながら採る感じです。

今年は・・・とにかく歩く歩く!

松の木を1本1本、丹念に木の周りを、目を凝らして探します。

山にある松の木全てです。

沢沿いに始まり、ヨコ横しながらジグザグに上がっていくイメージ。
「横」が、500mくらいでしょうか。

それも急いではいけません。

ゆっくり、前方、後方、右、左、周りにある松の木の周辺も見渡しながら、見落としが無いように・・・

100歳のお年寄りが歩くスピードです。

50m歩いては2本。100m歩いては1本。
50m歩いて運良く群生が見つかり10本・・・
という感じです。

昨日は2400g採るのに3時間かかりました。

昨年なら、おそらく30分で採れます。

今年は全く雨が降らず、きのこが乾いて軽いため、よけい大変です。

あみ茸、傘がスポンジ状で水分をよく吸うため、濡れている物と乾いている物では、おそらく(重さが)倍も違うのでは?

今年のあみ茸は「お得」です。


さて今日は同じ山。

昨日も採ったが、見落としがあれば少しは採れるか?

あれ?
山に入るなり大きめ1本。

少し歩くと大きめ3本。

んんっ?

どんだけ見落としてるん?

おそらく今日は曇っているためきのこが見やすいのと、昨日より成長していて見落としたものが見やすくなったのと。

途中で踏んづけてしまったきのこ。
見てみると・・・、

クロカワ

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勿体ない!

虫も喰わない、良いものだったので尚更悔しい。

まわりも探しましたが2本目は見つからず。

こうなると、あみ茸を止めてクロカワを探したくなりますが、我慢我慢。

クロカワも全然出荷できていませんが、まだこの先、可能性があります。

あみ茸は、おそらく今出ている物がラストチャンスです。

しばらくして、ふと、何か目に入った気が・・・

これ、わかりますか?

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近づくと、

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まだ分りません?

枯れ葉をどけると・・・、

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クロカワでした!

この子は必ず落ち葉の下に隠れています。

かなり大きなヒラキになるまで、まず見えません。

松茸、本しめじも、このように落ち葉の下、地中に隠れています。

なので、山の中でも正確に場所を覚えていないと、採れません。

言葉にすると簡単ですが、実際に山の中、道路も道しるべも、ありません。

どこもかしこも、似たような光景です。

この松の木の下、と憶えていても、何百とある松のうちのどの松だったか・・・

難しいでしょう?

皆、大きなヒラキになって地表に現われるまで、残しておきません。
「つぼみ」のうちに採ってしまいます。

時季外れ、誰にも見つからなかった松茸(本しめじ)だけが、ヒラキになれます。


このように潜って生えるため、ほうき茸、あみ茸と違い、「しっとり」してます。

濡れているわけではなく、地中にあるため、きのこの水分が逃げないのでしょう。

要は、山は乾いているのに、クロカワの状態は「丁度良い」ということです。

松茸、本しめじにも言えます。

あくまで「状態」です。

そもそも雨足りなすぎて今年は出てきませんが・・・


上から。

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これなら分るんですが・・・

この大きさだとおそらく・・・
やはり虫食いでした。

「柄」の部分がスカスカ。

クロカワの虫喰い率、非常に高いです。

採れるクロカワの8〜9割は虫食いですね。

柄の部分を指でつまんで柔らかい物は虫食いです。

が、ご安心を。

当店の出荷するクロカワ、柄の部分を強く握っても、硬く、へこまないもののみ、厳選してお届けしております。

まあ、そこまで硬いものでも,入っている物も中にはありますが、これ以上は切らなければ、分りません。

「虫喰いだらけ」というのだけは、まず間違いなく防げます。

あと、傘の頭ですね。
押してみて柔らかい物はだいたい虫食いです。

ほうき茸ピンクもポツポツ出てました。

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こちらも。

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良いものは小さい物ばかり。

大きめの物は、雨が降らなさすぎて、乾ききってます。

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ほうきの先がピンクでは無く茶色や黒に変色してます。

それでも虫の喰わない良いものもあるんですが・・・

雨が降ってくれないと、この状態は続きます。

ほうき茸、最近は良いものがほとんど採れていません。

あみ茸も、乾いて白いです。

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乾いているのに無理に成長したからか、傘表面がひび割れている物も見受けられます。

一瞬、違うきのこに見えます。

あみ茸の場合は、濡れて重たいよりは乾いている方が全然良いので、まあいいんですが・・・

採る方としては、本数にしては目方がかからず、面白くないです。

濡れたあみ茸、ハナイグチと一緒でヌルヌルベタベタになり、籠の中に入れると押しつぶされ、ヌルヌルが傘の裏について黒くなり・・・
非常に格好悪くなります。

採っている時は綺麗でも、お客様へ届く頃には・・・

「古いきのこが届いた」

と、クレームが来ます。

が、・・・ある程度は、しようが無いんです。

毎日毎日、雨が続くような年でないと、あみ茸、豊作になりません。

初茸もそうです。

案の定、今年は不作です。


昨日は時間が無く、見られなかった奥の方に行くと・・・

あるある!

が、もう2時。

せっかく密集しているポイントにたどり着いたのに、急いで帰らなければ今日の出荷に間に合いません。

泣く泣く山を後にしました。

本日の収穫。

じゃ〜ん!

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4100g!!

時間無い割には頑張りました!

速攻で荷造りします。

ヤマト運輸の集荷は4時が最終なので大急ぎです。

ぎりぎり間に合いました。


ただいま、夜9時50分。

雨が!待望の雨が!!

しとしと降り出しました!

今回こそはかなり降ってくれないと困ります。

なんなら2〜3日雨でもいいくらい。

これで、松茸、香茸、本しめじ・・・と、始まってくれれば、
「至上最悪の大不作」は免れるかもしれません。

あわよくば、初茸も再度始まって欲しい。

ご予約いただいている皆様も、一緒に祈ってくれれば、天に通じるか?

そうこうしているうちに、雨やんでしまいました・・・おいっ!


大雨が降れば、今出ているあみ茸は・・・全滅です。

虫が喰ったり、腐ったりします。

そのかわり、雨のおかげで新しく始まってくれれば、まだ数日採れます。

土の中にある菌糸が、まだ残っていると、雨で広がって、新たにきのこを出現させます。

すでに乾燥により、菌糸が死んでる状態だと・・・残念ですが終了です。


これからのきのこにはどうしたって雨が必要なので、降ってくれないことにはどうにもなりません。

あみ茸の「種」がまだ残っていることを願います。




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