NPO川越きもの散歩が企画、案内する埼玉県観光課とJTBとのツアー・7月10日(土)に第4弾が開催されます。「飯能大島職人と入間の織物をたどる」企画です。
埼玉県には織物関連の職人さんがまだまだ頑張っています。消費者とものづくりの職人さんがいままでは問屋制度などで、なかなか交流する機会がありませんでした。
身近にこんなにすごいものを作っていた人がいるなんて!知らないなんてもったいない!というのがこの企画の始まりです。
今回は飯能大島紬(村山大島の男性もの)の高山金之助さんの工房と明治時代からの木綿小幅を織るのこぎり工場の細芳織物を訪問、入間の織物の歴史もたどります。
また、入間市の近代化遺産、明治26年創業の石川組製糸の西洋館を特別見学。国道16号の入間市黒須にあります。
大正時代には日本6位の製糸会社となり、入間に3工場、狭山に2工場、川越に1工場(現在の中央図書館、郵便局あたり)、福島、愛知、三重県に各1工場もありました。
ニューヨークにも支店があり、アメリカ人バイヤーを接待するために建てられたのがこの洋館です。建築を請け負ったのは川越の関根平蔵、時の鐘を再建した関根松五郎の息子です。

入間市教育委員会の厚意により特別見学となります。

映画やTVのロケでもよく使われます。ただ、現在は修復工事中のため、一部見学できないところもあります。
国道16号をはさんで向かい側にはクリスチャンの石川組社長が建てた豊岡教会があります。こちらの設計はボォーリーズです。女工さんも礼拝やクリスマス会に参加し、家族的経営でした。
***訪問場所****
1)石川製糸西洋館(大正時代築) 2)飯能大島紬(村山大島紬伝統工芸士・高山金之助さん)
3)細芳織物 (現役ののこぎり屋根の織物工場見学)4)入間市立博物館ALIT
5)入間市文化創造アトリエ・アミーゴ(元県繊維試験場)
ランチは明治創業、入間の織物商たちでにぎわった老舗料亭「魚いち」
●7月10日(土)集合場所・時間(予定)大宮(8時)・川越駅西口テニスコート前(8時40分)・入間市駅(9時10分)
参加費7800円 (往復バス代・ランチ代込み)
*きものでご参加、入間市駅から参加の方は500円キャッシュバックがあります
ご予約はNPO川越きもの散歩のHPの申込書フォームよりお願いします。
http://kimono21.exblog.jp/
6月1日と2日に申し込みを送信された方、サーバーの具合が悪く消えてしまいました、お手数ですが再度、上記のHPより送信お願いいたします。

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