今「出船」という童謡のカラオケ音源を自分でコンピュータソフトに入力して作ってみた。
単純な曲だが、やはり日本の曲は美しい。
最近ジャズやシャンソンの音源ばかり聞いて、はなやかに、賑やかに、うるわしく、ものさびしく、、そんな音を頭の中でめぐらせてきていたが、はたと日本の音楽に戻ると、じいいいいいんとくる、なんといったらいいかわからない、懐かしさがこみ上げてくる気がする。
過去に同じようにパソコンで自作した「この道」「からたちの花」「砂山」「初恋」「浜千鳥」「宵待草」「浜辺の歌」なども改めて聞き返してみた。音源の出来そのものはまだ手を加える必要があるレベルだが、曲自体が充実しているので、聞くものの心を捉えて話さない何かがある。
ああ、日本人に生まれてよかったなと本当に思える瞬間である。

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