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2009/11/6

All Along The Wacthtower  
『見張り塔からずっと』


“ここから脱け出す道が 何かあるはずよ”
道化が盗っ人に言った
“あまりに混乱しすぎて 心の安らぐ間もありゃしない
経営者の連中はあたしのワインを飲むし 百姓どもはあたしの土地を耕してる
なのに一人として それがどれだけのものか知っちゃいないんだから”

 
“まあ、そんなに熱くならなくてもいいさ”
盗っ人が優しく言ってやった
“生きることは戯れにすぎないと思っている奴は ここいらの仲間内にも大勢いる
だがおれとあんたはそんなことは卒業したし これはおれたちの運命じゃない
もう嘘を喋るのはよそう 夜もおそい”

 
物見櫓からずっと 王子たちは見張りを続けていた
その間中 女たちは落ち着かずに出たり入ったり-----裸足の召使いたちもそうだった
どこか遠くの方で 山猫の咆吼
馬に乗った二人連れが近づいてきた 風がうなり始めた

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