すきやき
出張とかでばたばたして間があいてしまったが、6/13におふくろのところに飯を食いに行った。
眼のほうはもう変わらず、片方は見えない。ただ、周辺で光を感じるので、両眼空けるとうまく焦点があわないらしい。
なんともかわいそうだ。
いつも、駅で電話して必要なものを買っていくのだが、今日は何もいらないという。
献立は”すきやき”だそうだ。
おふくろは”すきやき”が好物だ。年齢に似合わず、脂っこいものや肉が好きだったりする。 で、暑くなる前に食べたかったそうだ。
我が家のすきやきは関東風。 すき焼きというより牛鍋なのだ。
つまり、肉は最初に焼かない。 甘いたれで・・なんていうのは、ちょっと・・。
我が家オリジナルかもしれないが、まず水が出るものを煮る。野菜とか豆腐とかしらたきとか・・。
それからおもむろに肉を入れる。 まさに煮るのだ。
この日はだしをつかわず、砂糖を入れしょうゆを入れ酒を入れとやっているようだったが、味が定まらず、苦労していた。
結構、濃くなっていたな・・。
この食べ方が関東風なのかどうかも定かでない。我が親子の食べ方で、これがおふくろの味になっている。
昔、一度、伊勢にいって”和田金”で目の玉が飛び出るようなすき焼きをたべた。おいしかったが、うちとはまったく違うのにびっくりした。
あの味の濃さなら卵につけないと食べられないだろうと勝手に納得してしまった。

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