4日第2火曜日は、原荘介さんによる子守唄研究会の日でした。先生の都合により、今回は昼の時間に、昼、夜両方の聴講生が集まりました。
テーマは、津軽と南部の子守唄でした。先生の故郷でもあり、かなり盛り上がった講義となりました。どちらの子守唄も、唄うのはなかなか難しいものでした。江戸子守唄が、全国に伝播したのは、参勤交代や物資の流通など江戸時代の社会のシステムによるところが大きいと思われますが、広く唄われた理由には、その唄い易さもあったのでは、と思い至りました。
原荘介さんのことは、私は何も知らなかったのですが、クラシックギター界、歌謡界では、知らない人がいない存在のようでした。そういった外界の評価からではなく、(これに影響されていることは明白ですが)私自身の2回の受講から、これからは「先生」と明記することにいたします。お読みになる方々にとって第3者にあたる方に敬称をつけるのは、原則避けているのですが・・・
今回、特に有り難かったのは、唄うときの「息づかい」について教えていただいたことです。呼吸法とはまた別のものでした。草笛にも共通ですので、私の草笛ももう一皮むけるかもしれません。
それと、驚いたのですが、聴講生に「詩人」がたくさんおられました。これからの研究会が楽しみです。皆様も、第2火曜日、如何ですか?

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