「草木塔」をご存知でしょうか? 新しい広辞苑には、「切り倒した草や木の霊をなぐさめるために立てた塔ーー草木供養塔」と載っているそうですが、未だ一般に良く知られているものとは言えないようです。
「草木塔」は、江戸時代から、山形の米沢周辺(置賜地方)で建てられ始めたもので、今は全国で建てられているとのこと。我が故郷の白鷹町には、「材木供養塔」「財木供養塔」が残されているそうですが、「草木塔」そのものは見つかっていないとのことです。
命を大切に、という思いを形にした「草木塔」の発生の地が山形で、全国に広がりつつある、ということを知り、興奮してしまいました。
山形大学内に置かれる「やまがた草木塔ネットワーク」から送られてきた機関紙「草木塔」の創刊号です。故郷での草笛配達の時おせわになったピアニストの多田さん、全国草笛ネットワークの溝口さんも寄稿しておいでです。
草笛も、草、木の葉の命をいただいて奏でていることになりましょう。
是非、「やまがた草木塔ネットワーク」
http://www.id.yamagata-u.ac.jp/EPC/60soumoku/soumoku.html をご覧ください。

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