「JR西日本 金沢支社糸魚川地域鉄道部 大糸線「糸魚川ジオパーク号」」
JR
6日(日)、大糸線の糸魚川〜南小谷間でキハ52系気動車を3両連結した「糸魚川ジオパーク号」が1往復運転され乗車してきました。
当日、電車で行こうと思いましたが車で行きました。
午前4時に出発し、直江津経由で午前6時45分に糸魚川駅に到着。

糸魚川駅
ヒスイ王国館の駐車場(最初の30分間無料サービス、30分経過より30分毎50円)に車を止め、行動開始。
駅に行くと記念の「硬券普通片道乗車券(2,000枚限定大人650円)」を購入する人が並んでいました。
とりあえず、マルス入場券と糸魚川駅〜南小谷駅間の往復乗車券を購入し、駅スタンプを押しました。
「硬券普通片道乗車券」の発売開始時間を聞くと9時半からなので、ホームで撮影をしていました。

485系 北越1号 新潟行き

赤レンガ車庫

419系 531M 直江津行き

681系 はくたか3号 越後湯沢行き

EF81牽引の貨物列車
糸魚川市は新潟県最西端に位置し、北は日本海、西は富山県に接し、南は北アルプス連峰や頸城連峰が連なっていて、糸魚川静岡構造線(フォッサマグナの西端)が通り、日本の東西の境界線上にあります。
日本一のヒスイ産地で、世界最古のヒスイの産地として知られています。

ヒスイの原石
「糸魚川ジオパーク号」の“ジオパーク”とは科学的に見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を複数含む一種の自然公園で、新潟県糸魚川市の糸魚川ジオパークは2009年8月23日(日)にユネスコの支援で2004年設立された世界ジオパークネットワークにより、洞爺湖有珠山ジオパーク(北海道)、島原半島ジオパーク(長崎県)と共に、国内で初めて「世界ジオパーク(地質遺産)」に認定されました。
ジオパークの単語は「ジオ:Geology 地質学」+「パーク:Park 公園」を組み合わせた造語です。

糸魚川駅前
糸魚川駅〜南小谷駅は、ワンマン列車1両での運転が基本ですが、今回、世界ジオパークに認定されたのを記念して、糸魚川駅〜南小谷駅の定期運転の列車に「糸魚川ジオパーク号」のヘッドマークを付けて3両編成で運転されました。
運転時刻は糸魚川10:43出発→南小谷11:43到着。
南小谷11:49出発→糸魚川12:44到着で、南小谷駅での折り返し時間が6分しかありません。

糸魚川ジオパーク号 キハ52-125

キハ52-125のヘッドマーク

キハ52-156のヘッドマーク

419系 544M 高岡行きと糸魚川ジオパーク号

北越急行681系 はくたか7号 越後湯沢行き 419系 544M 高岡行き 糸魚川ジオパーク号
大糸線を走っているキハ52系気動車3両は昭和30年代後半から40年代前半にかけて製造された古い車両で、キハ52 115は2004年7月、キハ52 156は2004年12月、キハ52 125は2006年11月にそれぞれ現在の塗装(国鉄色)に変更されています。

糸魚川ジオパーク号 キハ52-156 キハ52-115 キハ52-125
姫川駅〜中土駅間はホームの長さが足りない駅もある為、行きも帰りも一番後ろの車両のドアだけ開きませんでした。
走行中、同市学芸員が車内放送で、ジオパークや沿線の見どころ、トンネルや橋梁について説明していました。

糸魚川ジオパーク号 キハ52-156 南小谷駅にて 以外全て糸魚川駅にて

キハ52-156とEF510牽引の貨物列車
この「糸魚川ジオパーク号」のヘッドマークは11月3日(火)の糸魚川12:44着列車まで取り付けられます。
姫の国観光情報
http://nunagawa.ne.jp/
日本ジオパークネットワーク
http://www.geopark.jp/