今日は休みでBlogに書き込んだとおり、「川口浩探検シリーズ」と「HAACK-King OF TECHNO」DVDを買いに行きましたよ。
んで家に帰ってまずはHAACK、見させていただきました。
ドキュメンタリーとしては、まあ目新しさはなく、手堅い作り。DIMENTION 5のアルバムのオブジェを使って、それをCGで動かしたりしてるんですが、それを多用しすぎしててチトしつこいなあ〜、なんて思ったりもするけど。まあ映像ネタが少ないから仕方ないわいな。
でもまあまさかねえ、動くブルース・ハークが見れるなんて時代が来るとは誰も思わなかったよなあ。そういう意味でOKでしょうな。
貴重映像をからめつつ偉大なハーク氏の電子音楽の世界、その生涯が紹介されております。お上品なおばあちゃんになったMs,Nelson、Electric Lucifarが作られることになった経緯、などなど、もう存在自体がほとんど謎だったBruce Haackのあれこれが白日の下に!!
思う以上に驚きの連発ですよ、きっと。どうしてもキングからCDが出てるDIMENTION 5時代にみんな興味が集中すると思いますが、その後も1983年にコンピュター(コモドーロ64)を使ってビデオレターを友人に送ってたり(電子メールの先駆け)、ネット上での音楽のやりとり(ファイル交換ね)を予言してたり、彼の最後の作品はラッセル・シモンズ(デフ・ジャム)と組んで作ったエレクトロ・ヒップホップだったり(カッコいいねえ)。最後の最後まで新しいものに貪欲な人だったのですな。
彼が60年代に子供向けの電子音楽を作り、それを聴いた子供たちが成長して音楽を作り始める直前、彼は亡くなります。それもまた「子供たち、後はまかせたよ」、的にカッコいいじゃないですか。
キング・レコードやエンペラーノートンから出てる、氏のCDを楽しんでる人は
買って間違いなし!
このロボがCGでピコピコ動きます(笑)。

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