さあ今年も残り1日。もう俺は部屋の片付け放棄しましたよ〜。代わりに電気ヒーター出してきた。今夜は寒い。
さて、昨日の海外編に続き、今日は邦楽。でもね、実はnishiazabu records storeで僕が選んでいなかったものも加えます。まー10枚に収めておく必要は別に無いじゃんね。ということで。毎年恒例だけど自分の関わったものは意識的にはずしております。
ジャケをクリックするとAmazonに飛ぶんですよ、と一応。
くるり-言葉にならない、笑顔をみせてくれよ

新しいサウンドをくるりに求める向きには地味に写るかもしれない今回の作品、僕はとても気に入ってます。みんな意外と忘れがちだろうけど、岸田君はとても才能のあるシンガーソングライターであるということ。デビュー時からそれはなんら変わらないことが今回の作品でよくわかりました。
やけのはら-THIS NIGHT IS STILL YOUNG

七尾旅人「billion voice」、Dorian「Melodies Memories」と3枚セットで選んでもいいんだろうけども、その3枚中一番聴いたのはこれ。暑苦しくもクールでもなく、脱力はしているがなぜか残るトラックと詞。このジャンルレスな感覚が今。Rollin’ Rollin’はよく聴いたなあ。
青葉市子-剃刀乙女

恐るべき20歳(この作品発売時は19歳)、青葉市子初作。アルバムというには短いが、そのあっという間に終わるはかなさもいいのかもしれない。彼女のライヴを見て、弾き語りというものにもまだまだ可能性が充分にあるのだな、とショックとともに思わせられた。次作「檻髪」(1/19発売)も必聴、ですよ。
星野源-ばかのうた

SAKEROCKの、とか大人計画の、とかいうバックボーンがあろうとなかろうと、この作品はシンプルで素晴らしかった。過不足の無い温度でバカバカしさやだらしなさの中にちょっと潜む毒や涙。すぐにでもできそう、でもこの詞この曲は書けません。
ここからは追加。
キセル-凪

キセルの作品中最も地味かもしれない(これは本人にも言った)、でも何度も聴いているうちに実にキセルらしい作品じゃないかと思う。大きなことは何も起こらない中での細やかな感情の機微やちょっとしたユーモア。ダンスホール的なリディムを取り入れてもやっぱりキセルだった、というものなんか嬉しい。
ONアソシエイツ CM WORKS~オレンジ村から春へ

TV AGEシリーズは毎年リリースになるたびに驚かされるのだが、今年リリースのこれもやはり驚かされたし、素晴らしいのでした。CM制作会社「ON・アソシエイツ」に残されたJ-popや歌謡曲の人気アーチストの楽曲を集めたベスト・セレクション。70年代以降の日本のポップスシーンを俯瞰するような豪華参加ミュージシャン。VAN SCENE'76秋冬/細野晴臣、矢野顕子、吉田美奈子はモロ南国3部作の音。
以上でございました!!
では皆様、2010年の残り一日、楽しく過ごしましょうね。それでは次はたぶん来年!

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