久しぶりに自宅のMacから書き込んでいます。
5日間に渡る東京での研修は無事に終わりました。
最終日は大学教授が来られて半日の講義をして下さったのですが、いやー、さすが大学教授様ですね(笑)我々が普段自分の立場から物を見ているのとは違う角度からの苦言提言は新鮮でしたし、講義内容はすごく濃いものでした。
まあ、だいたいにおいて、この教授が来る、ということでスーツ着用、制服ではダメ、ということでスーツをわざわざ新調したのですけど、当の教授はネルシャツにセーター姿(笑)まあ、そんなもんかもしれないなー、と思いながら一番前で聞いていました。
質問の時間を15分取っている、と最初に言った時点で、自分を含めてそんなに質問が出る講義なのか疑問でしたけど、終わってみれば質問30分(終了式を延ばしてまで)やってもまだ足りない、という状況で(笑)
私も現実の仕事上のことを具体的に質問したかったけれど、かなり時間がかかると見て遠慮してました。終了後に教授をつかまえて質問しようと思ってましたが、講師室にはいないし、探し当てたら研修所の職員の間で話に華が咲いており、これは無理だな、とあきらめたところでした。でもすごくいいヒントをいただけたのでこの教授様には感謝。
というわけでそそくさと終了式。そして昼食を取って、食堂で100円で出すというレギュラーコーヒーらしきものを注文。ずっと気になっていたのだけど、このまま帰ると心残りになるだろうと思い飲んでみました。
というのも、カフェイン党員である自分はこの一週間うまい珈琲が飲めずにちょっと苦しんでいたのです(笑)だったらサッサとたのめばいい物を、どうせ100円だし、たいしたことなさそうなんだよなー、という諦めにも似た感情が支配していました(笑)
んで、おばちゃんに珈琲ってここで注文していいんですか?と聞くと、100円払ってセルフサービスだとカップを渡される。え?セルフって何?と思いながら指さされる方向を見ると、ああ、確かに誰も使って無さそうな、エスプレッソメーカーがほこりをがぶってあったなぁ、と(笑)
実際にはほこりはかぶってないのだけど、誰も使ってない機械というのはそういう雰囲気が出ている物です。で、良く見るとフルオートのエスプレッソマシンなんですね。それで更に良く見ると電源はちゃんと入ってる。そしてカップを置き、ポチっとな。動作音がしばらく続いた後に出てきましたよ、エスプレッソらしきものが(笑)
ここまで来た時点で私はかなり期待してしまっていたのだと思います。我が家にあるエスプレッソマシンのあの味が楽しめるのではないか、と。でも一口飲んで、あ、そうだよね、100円だし、こんなもんだよね、と納得。でもまあ、こんなもんだ、というのが解っただけ良かったかな。
そういうわけで、我が家に到着した後に飲んだネルドリップの珈琲には感動しましたね。うちのはこんなに美味かったのね、と。
話はちょっと元に戻りますが、研修所で荷物の段ボールを宅急便で家に送って、高尾の駅までは小雨の中を濡れて歩きました。一応タオルを用意してあったのでなんとか風邪はひきませんでしたが、こんな時にカッパや折り畳みの傘を用意している人もいて、感心する。
東京駅に降りてしばらく歩いたら、一緒に研修を受けた方ともはぐれてしまいました。
お土産屋を探して、舟和のいもようかんと花園饅頭の栗きんつばを購入、職場にはひよこサブレーでいいや、日持ちするのでないとね(笑)
新幹線はあっという間でしたね。音楽を聴いているうちに軽井沢へ到着。嫁さんと娘と義母さんが迎えに来ていました。
娘の顔をのぞき込んで、一週間ぶりでお父さんの顔忘れちゃったかな?と言うと、しばらくキョトンとしていた娘はいきなり手を伸ばして抱っこを要求。良かった思い出してくれたよ。嫁も義母さんも歓声を上げる中、その様子を売店のおじさんが目を細めて見てくれていました。
そして久しぶりに車を運転。我が家にたどり着くと外気温1℃。やー、この空気がなつかしい。
スピーカーの後ろの窓から見える雪景色が、なんとも不思議に映りました。それから嫁さんが珈琲豆をゴリゴリとミルで挽き始めました。

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