「だんだん歳をとってきて雨戸の開け閉めがおっくうになったり、いつまで自宅の階段をあがって2階へ行けるんだろうって不安になって・・マンションに移ろうかなぁ〜
茅ヶ崎はもう昔の茅ヶ崎ではなくなってきていて・・・・我が家の隣も1軒なくなったらそこに3軒もできそうだし・・・。
昔は30坪というととても狭いと思ったけれど
いまは30坪あるとまあまあというか・・・
30坪ない建て売りがどんどん増えてしまって・・・
もう昔の茅ヶ崎ではない。。。。」
よく隣の人とも話しているのよ・・・「私たち2軒がなくなったら、ここに何軒建つのだろう。」って・・・・。
まちの様子がどんどん変わってきています。
最低敷地面積を決めることは遅々として進みません。
さて、
今日は
柳島海岸マンション開発に関する横浜地裁での公判でした。
前面道路が実質4メートルないのに開発許可を出した市に対する不服申し立てです。
行政事件訴訟法によって周辺住民が市を相手取って訴訟を起こしています。
次回は4月21日10時から横浜地裁です。
どなたでも傍聴することが出来ます。
次回、場合によっては終決するとのことです。
判決は終決から2ヶ月ほどかかるそうです。
裁判は長くかかりますね。
争っている間、工事を止めることは出来ません。
どんどん進んでいます。
悔しい限りです。
先日、財政勉強会で行った国立市で議会傍聴記なるチラシをいただきました。
国立は開発業者の明和と高層マンション紛争が起き、いくつもの裁判が起こり大騒ぎにもなって注目された町です。
三越デパートや大企業の重役、旧姓 山口百恵さんも住んでいるという緑豊かな文化都市です。
議会傍聴記のチラシには
現在起こっているマンション開発紛争についても載っていました。
市のコメントとして
「我が市のまちなみの連続性や景観にあっていないと判断し開発業者に指導を続ける・・・」
という内容が書いてありました。
この陳情が議会に出されて議会で全会一致で陳情は採択されたそうです。
市民の方に質問しました。
「都市計画や建築基準法などに違反はあるのですか?」
と。
「違反はない。」とのことです。
まちづくりに対する姿勢の違いを感じました。
国立は以前、開発業者の明和にも訴えられ、業者と裁判で争いながらマンションの階数をダウンさせました。
茅ヶ崎の今回の柳島マンション開発紛争についても陳情が出されていますが、係争中であると言うのが主な理由で結論を出さずに継続審査となっています。
まちなみの連続性や景観を考えて議会として、判断すべきだと私は思います。
そうなっていないことは残念です。
柳島海岸の裁判、良い結果が出ることを祈るのみです。
☆用途地域については
昭和48年12月25日に大きな改正が行われています。第一種住居専用、第二種住居専用、近隣商業地域の区分が出来、それまでの5用途地域から8用途地域に分かれました。
さらに平成8年5月10日に第一種低層、第二種低層、第一種中高層、第二種中高層など12用途地域に分けられました。
特に平成8年の移行はとても重要だったと思います。
「ここにマンションが建てられることは知らなかった。いつの間にか用途地域が決定していた。」と住民の方がおっしゃる気持ちは充分理解できます。
いままでは平屋2階建てまでしか建っていない地域だからです。

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