昨日、公民館で9条の会がありました。
「憲法9条を守る」会です。
私も会員です。
昨日は
故 城山三郎さんのお嬢さん
城山 紀子さんを囲む会の5回目でした。
私は今回で2回目の参加でした。
紀子さんはとてもお話しがお上手で、今回も聞きいってしまいました。
きれいな方で城山さんに目元など良く似ていらっしゃいます。
城山三郎さんは本当に偉大な方だったのだと改めて思いました。
私の父について話せと言われても・・・そんなに話せないと思います。
いただいたチラシに以下が印刷されていました。
旗
城山三郎
旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため
社旗も 校旗も
国々の旗も
国策なる旗も
運動という名の旗も
ひとみなひとり
ひとりには
ひとつの命
走る雲
冴える月
こぼれる星
奏でる虫
みなひとり
ひとつの輝き
花の白さ
杉の青さ
(※)の黒さ
愛の軽さ
みなひとり
ひとつの光
狂い
狂え
狂わん
狂わず
みなひとり
ひとつの世界
さまざまに
果てなき世界
山ねぼけ
湖しらけ
森かげり
人は老ゆ
生きるには
旗要らず
旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため
限りある命のために
※すみません、この一字PCで出せません
城山さんはご自分で志願されて兵役に就いたそうです。
そして、
理不尽な戦争を体験されました。
私は
市立小学校、中学校の卒業式、入学式に来賓として出席します。
「国歌斉唱。みなさま御起立ください。」
の掛け声で来賓はすべて起立します。
私だけ起立しないのです。
最前列で毎回、着物を着て出席するので目立ちます。
そのことについて
今年はかなり批判されました。
教職員は起立しないと処罰の対象になります。
なので
起立しないのは私一人です。
私は
個人的には日本の国旗はシンプルなデザインできれいだと思います。
戦争の歴史を背負っていることも事実です。
でもだからと言って
国旗のデザインを変えてそれで良いというものでもないのではないかと思っています。
オリンピックの時や
天皇陛下が江の島へいらしたときには
私だって日本国旗を振りました。
でも
戦争の時には
この日本国旗の元に
みんなが同じ方向を向いて戦争に突き進んでいったのは事実です。
起立しない教職員を処罰するのはやりすぎだと思うのです。
日本を愛しているからこそ
二度と同じ間違いをしてはならないと思うのです。
そんな思いで
起立しません。
この
城山三郎さんの文章には
励まされます。
一人で起立しないで居続けるのは正直、ちょっとつらい。
でも
みんなが同じ方向、間違った方向に進んでしまって戦争に突入した歴史を忘れない、そうならないようにするために議員として頑張ろうと改めて思いました。
愛国心はありますよ。
平和な日本でずっとあってほしい。
平和って
世界をみたらちょっとしたことで崩れてしまう危ういものなんだとも感じています。
愛国心があるから起立しない
その姿勢は貫いていこうと思います。

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