「核のない世界へ」展示会が文化会館で行われています。
会場では千羽鶴を折るコーナーもあります。
私も4羽折ってきました。
11月16日の議会 全員協議会で
「災害対応準備および災害救護活動に関する米海軍厚着航空施設司令部との覚え書きの締結について」
の説明がありました。
長い文ですが・・・
要するに
災害があったときに相互に協力すると言うこと。
茅ヶ崎市内や厚着基地内に勤務または居住する者との間で・・・。
備蓄物資の提供、必要な人員の派遣について
相互に協力すると言うことです。
これは米海軍から要請があって締結を進めているとのことです。
(1)メリット
ア、初動対応迅速化
日頃から情報交換をすることになるので早く救助などをしてもらえる
イ、滑走路の活用
厚木基地には滑走路があるので、海軍・空軍・陸軍を問わず物資も人も借りることができる。また、傷病者などの医療搬送のためのハブとしても活用できる。
ウ、基地の緊急部会へ参加できるので危機管理のノウハウを学ぶことができる。
エ、演習、訓練の共同実施
と、茅ヶ崎市にとっては良いことづくめで
(2)デメリット
見当たりません。
デメリットは見当たりません
というのは
あまりにもおめでたいと思います。
覚え書きの主な内容に
(1)
自然災害や
人的災害から茅ヶ崎市内や厚木基地に勤務または居住する者の生命および安全を守る。
人的災害には戦争も入るのではないか?
と質問しました。
「戦争は想定されていない。」との回答でした。
何を馬鹿なことを聞いているのか・・・と言ったヤジも飛びました。
「しかし、覚え書きに戦争は想定されていないとは明記されていない。
戦争が起きて、
たとえば
茅ヶ崎には滑走路はないけれど
市立病院の屋上ヘリポートを米軍に使用させる・・・とか
あるかもしれない。
そういう要請が来たときには協力せざるを得なくなる。
デメリットがないということではなく、デメリットはいろいろ考えられるのではないか。いかがか」
と質問しました。
「覚え書きの中で整理する。」との回答でした。
この時は北朝鮮が延坪島を砲撃するちょっと前でした。
尖閣諸島の事件もまだでした。
今日の展示を見ながら
「覚え書きの締結」の事を思い出しました。
戦争は音もなくやってくる
と言います。
平和が続くように
感覚を研ぎ澄ましていなくてはと改めて思います。
韓国ドラマ「アイリス」をドラマとして観ていましたが・・・最近はなんだか
あるかもしれない・・・現実味を帯びて見えてきました。
朝鮮半島の南北問題は気になります。
平和ははかない
難しいバランスの上に成り立っていると感じるこの頃です。
展示は18日の土曜日までです。
ぜひご覧ください。

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