もう10年以上前にNHKの番組で 田窪恭治という芸術家を知りました。
フランス、ノルマンディー地方の廃墟と化していた礼拝堂を10年にわたり
再生していく過程を追った番組でした。
私が惹かれたのが 鉛の板に何層も顔料を重ね塗りし それを削って林檎の木を浮き上がらせている壁画、
いつか行って 実物を見たい!
そう思い続けていました・・・
そうそう叶わない夢でしたが
現代美術館で田窪恭治展が開催されていると 図書館のパンプレットで見つけて
これはぜひ行かなければ・・・
清澄にある現代美術館
開館直後だったせいか 人が少なく とても静かで贅沢な空間
鉛の板に何層も顔料を重ね それを削って林檎の木を表現した壁画
礼拝堂を再現した部屋では 思わず平和を祈りました。
現在は 四国琴平山の再生プロジェクトを手がけていて
椿がモチーフ
それもすごく素敵でした。
こんぴらさんなら いつかきっと行こう!
私も文章力では その空間を上手く表現できませんが
フランスの林檎と金比羅さんの椿
ざわざわしている心を休める良い時間を持てました。
帰り道 行ってみたかったババグーリ本店へ寄ってもらいました。

素敵なストール等々を見てまわっている時 目の前にいる女性のカーディガン
この糸 絶対シープメドウのだわ!と 顔を見ると 何度かお会いした事のある知人で
ビックリ!
糸見ただけで わかるなんて凄いねと 偶然の再会とともに喜びました。
2階でお茶飲みたかったけれど 外の車で待っている主人がいます・・・すごく残念

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