2019/5/22

(無題)  

鳴門の第9〜その2
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慰霊碑の掃除を始めた夫婦
 元収容所の跡地には、捕虜たちが作ったドイツ人慰霊碑がある。この慰霊碑が出来たころからずっと毎週欠かさずに慰霊碑や周辺の庭をきれいに掃除を続けているご夫婦がいる。高橋敏治さん、春枝さんご夫妻。70年前、二人は掃除を始めた。きっかけは、敏治さんがソ連で捕虜になったこと。『私の戦友、部下も、向こうで数十人死んでいる。その人たちは裏の山の砂丘に埋められている。彼等も故郷へ帰りたかったのに帰れなかった。敏治さんには、異国の地で帰ることのなかった戦友とドイツ兵の無念が重なっていた。その頃は、粗末なお墓だったが・・・。
 高橋夫妻の真心に
 何年かして高橋夫妻の元へドイツから手紙が届いた。帰国した元捕虜たち30名連盟の感謝の手紙だった。この手紙を契機に、鳴門市とドイツの関係が深まっていき、1972年になって、鳴門市に『ドイツ館』が開館するに至る。
 ドイツ本国でも高橋夫妻の毎週欠かさぬ心を込めた掃除の様子をマスコミが大きく取り上げた。これを期に、ドイツ中から寄付が集められ、捕虜だった石工士の設計による立派な慰霊碑が建立される。そして、この碑は、『尊敬、友情、平和のシンボルである』と両国関係者の合言葉になっている。
 
 私も若い頃から第9の合唱付きの演奏を、毎年休むことなく聴いてきたが、最近のNHK BSで観た演奏ほど感動した演奏はなかった。(明日に続く)
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