2012/4/15

2012年春の日に  公演情報

今年も満開だった桜を惜しみながら、季節は若葉の頃へと移り行きます。
春は卒業、入学などいろいろ変化も多い時期ですが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。
私は今、 1710年にイタリアで生まれた作曲家、ペルゴレージ(Giovanni Battista Pergolesi )のオペラ・ブッファ、『奥様女中』《La serva padrona》に客演することになり、主人のUberto 役に取り組んでいます。
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結核の為、26歳の若さで亡くなったペルゴレージの遺作は「スターバト・マーテル」( Stabat Mater 悲しみの聖母)でしたが、1733年にナポリで初演された『奥様女中』は大変好評を博し、後の作曲家にも影響を与えたています。
今回はイタリア語ではなく日本語で上演しますので、歌詞にもこだわっています。
内容としては、気難しい独身の金持ちの主人が子供の頃から雇っているメイド(小間使い)に翻弄され、働かないメイドを追い出すつもりが、彼女の計略にはまってとうとう結婚するはめになってしまうという楽しい作品。

ペルゴレージの生きた時代は、現代と異なり、若くして亡くなる芸術家も少なくありませんでした。生や死、時間に対する感覚もきっと今とは違っていたことでしょう。
夭折した作曲家の音楽への情熱とみずみずしい才能に想いを馳せながら、稽古を重ねています。

■2012年4月27日(金) 19:00 「アリアはお好き?」Vol.8 〜コメディ編〜
ペルゴレージ:オペラ「奥様女中」全曲
 同時上演 モーツァルト:モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」
http://www.musicasa.co.jp/concert_calendar/list_index.html#1408

MUSICASA (ムジカーザ)
151-0066 東京都渋谷区西原3-33-1
Tel.03-5454-0054  Fax.03-5454-0053
●Access
小田急線・東京メトロ千代田線
[代々木上原駅]東口より徒歩2分
http://www.musicasa.co.jp/information/index.html
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そして、来月には米ニューヨークの国連本部職員による国連合唱団と共演します。国連本部の親善大使として世界各国で活動する彼らは、2012年に国連合唱団が設立65周年を迎える記念事業として、二つの被爆地と第2次世界大戦で日本唯一の地上戦があった沖縄での巡回公演を計画しています。
5月20日の広島に続いて長崎と沖縄を巡り、冥福を祈って歌声を届けます。
25カ国・地域出身の男女職員35人が民族衣装を身にまとい、「アメイジング・グレイス」や世界の民謡など約10曲を演奏し、私は、ワーグナー『タンホイザー』からヴォルフラムのアリア「夕星の歌」などを歌う予定です。
歌手の加藤登紀子さんや琴奏者の方々、そして地元の合唱団の方々も参加なさいます。

国連合唱団創立65周年チャリティー公演
広島・長崎・沖縄三県公演
〜永遠の平和と慰霊を祈念〜

■5月20日 (日)17:00〜 広島市文化交流会館(2001席)
〒730-8787 広島県広島市中区加古町3-3
TEL (082)243-8881(代) E-mail info@h-bkk.jp
広島駅南口よりバス「加古町」下車約25分程度

 入場券 1,500円 前売券1,000円
 電話 082‐230‐2937 (谷理事長)
 入場料1500円(前売り千円)。谷理事長=電話082(230)2937


■5月23日(水) 18:00〜 長崎市ブリックホール(2002席)
http://h-bkk.jp/hall.php

長崎ブリックホール
〒852-8104 長崎市茂里町2-38
TEL.095-842-2002
Mail.info@brickhall.jp
JR浦上駅から徒歩5分 •路面電車・バス茂里町停留所下車徒歩3分


■5月26日(土)17:30〜 沖縄コンベンションセンター(1940席)
http://www.oki-conven.jp/access.html

〒 901-2224 沖縄県宜野湾市真志喜 4-3-1
TEL:098-898-3000
那覇市内(バスセンター)より約35分

◎主催・問合せ=国連合唱団東アジア公演
      実行委員会日本本部
       TEL 050-7566-0032 
共催:財団法人NHKインターナショナル
   NPO法人国連友好協会
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2012/5/2  13:24

投稿者:聴春

不確かな時代にあって、やはり音楽は、心の糧だと思いました。豊かな時間を有難うございました。

震災募金についても(時に演奏する方々が、自己満足や自身の心の安定のために行っているのか?という演奏もある中)公演収益の一部を東日本大震災で楽器などを失った被災地の高校のブラスバンド部などの楽器購入費用に充てるという具体的な支援方法も納得がゆき、いいですね。

2012/5/1  14:51

投稿者:Serpina

ウベルト様、「奥様❤メイド」公演、本当にお疲れ様でした。超多忙な中での稽古、大変なご負担だったとお察ししますのに、いつもにこやか、そして研究熱心!その音楽と表現に対しての熱意に敬服です。

普段大劇場でしか歌われない先生が、たった120人を前に大熱演、何て贅沢なサロンオペラでしょう。このような経験をさせていただき、大変幸せです。

重厚な役柄を見なれてらっしゃるファンの方にはさぞ新鮮だったことと思われますが、普段の多田羅先生も劇中のウベルト様のようにキュートで愛すべきお方でいらっしゃいますね(笑)

ペルゴレージに負けず、先生も、とても奥が深くていらっしゃる!本当にありがとうございました。


2012/4/29  17:42

投稿者:梨々子

今回、本当に楽しい公演でした。

『奥様女中』は登場人物が3人だけで、子供の頃から家に置いているメイドのセルピーナが全く働かず、すっかり尻にしかれてしまっているご主人様が、彼女を追い出そうと計画するものの、逆に策略にハマって結婚することになるというお話ですが、どうしてもコメディの部分が一面的になりがちだったり、難しいなぁと思う時もあるのに、よくアレンジされた日本語の歌詞と黙約の執事を人形にして、人形使いが操る手法も新鮮でした。

ウベルト役の人間性をどう魅せるかは難しいところですが、最初、人形として登場し、まるで『ホフマン物語』のオランピアのような動きで、人形使いに繰られていたウベルトが、歌いだすとワーグナーのヴォータンかと思うような会場中に鳴り響く明瞭な美声で歌い出し、3時間も出てこない朝食のチョコレートをまだかまだかと、週刊ニュース誌TIMEを逆さまに読みながら待つ姿や、縦横無尽に動き廻り、セルピーナの偽の婚約者のDV男に扮したヴェスポーネ君の登場に心底メイドの行く末を案じる優しさや、最後はエプロン姿で奥様になったセルピーナにフライパンを上手に振って、嬉しそうに料理を作っているお姿も大変に微笑しかったです。

公演直前に急逝したピアニストの渡辺達氏のご冥福をお祈りするとともに、公演を中止にせず上演に漕ぎ付けた関係者の英断に皆様に感謝致します。

2012/4/15  19:09

投稿者:牛若丸

http://concertdiary.blog118.fc2.com/blog-entry-75.html

多田羅さんに関するこんな記事を発見!


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