2006/5/3

美しき5月  自然

躑躅の美しい季節が廻ってきました。この時期の躑躅は本当に力強く瑞々しく美しい。甘い薫りとともに生命力を感じさせる花たちです。
はらはらとあっという間に潔く散ってしまう桜と違って、躑躅はその盛りの時期の美しさと、枯れてゆく花の姿のギャップが大きい花で、茶色くなってゆく姿が痛々しいのですが、それは人間の勝手な想いで、盛りの花たちは陽光を浴びて輝いています。


といえば、もうずっと長い年月にわたって、私の演奏会に人知れず四季折々の花束を届けてくださる方がいらっしゃいます。私が出演していない、公演監督を務めている公演の時も届けてくださる。
でも、お名前に心当たりがないし、一度もお会いしたことがないんですね。花束に記されたお名前を見て、(ああ、またいらしてくださったのか)と思う。
「どんな方だったか気付いた?」と先日、事務所の人たちに聞いたら、「日本には奥ゆかしい女性もいるものですね。先生すごい美人を想像しているんじゃ?謎は謎のままがいいですよ。きっと」とからかわれました。

演奏家の仕事というのは、本のように残せるものではなく、その時間と空間を共有した人の記憶の中だけに残るものであったりします。
その方に限らず、自分の仕事を見続け、応援してくださる方々がいることは嬉しい、幸せなことだと思います。
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