2008/9/12

「エフゲニー・オネーギン」開幕  コンヴィチュニー氏

いよいよ12日から『エフゲニー・オネーギン』が開幕です。10日、11日と東京文化会館での初演直前の総稽古(Geneal probe)も無事終了しました。今日は中学生と高校生2000人への公開稽古としましたが、オペラを初体験した学生さんたちも多かったのではないでしょうか。今回は男子生徒が多かったのですが、若い主人公たちに自分たちの青春を投影するかのように、20分の休憩を挟んで3時間に及ぶこのオペラに集中して見入っている姿が印象的でした。感性豊かな13歳から18歳位までの青春の真っ只中にいる彼らが、この体験をきっかけにオペラを身近に感じ、心の奥深くに何かを感じ、生きるエネルギーを蓄えていってほしいと願っています。

今年の夏は猛暑でした。大雨や雷、稲妻の光る晩もありましたが、昼も夜も廃校になった小学校を稽古場にした体育館で、スタッフ、キャストの皆さんが心を合わせて創りあげてきたオペラです。8月にコンヴィチュニー氏が来日するまでにもロシア語の発音練習や音楽稽古、アンサンブル稽古、そして一足先に来日し、奇才コンヴィチュニー氏が深い信頼を寄せる演出補のグラウプナー女史の熱心な演技指導に、歌手たちは素晴しい力を発揮して応えてくれました。合唱の場面も見事です。                   稽古場にて↓クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します ←カーテンコールの練習

チャイコフスキーといえば「白鳥の湖」を思い浮かべる方が多いでしょうが、『エフゲニー・オネーギン』は若い人達にとっては青春への憧憬と人生を考えるきかっけとなるでしょうし、青春を回顧する年代になった方々にとっても、忘れていた何かを思い出させご自身の青春を鮮やかに想い出させてくれるダイナミックな魅力に溢れています。
今回の演出では登場人物たちが劇場の舞台と客席との境界を越えて迫ってくる場面もいくつもあり、指揮者も歌手も大変ですが、それだけにより臨場感を感じて頂けることでしょう。指揮のアニシモフ氏は、サンクトペテルブルクとモスクワで指揮法を学び、15年間もボリショイ劇場の首席指揮者を務めたばかりでなく、アイルランドRTE国立交響楽団名誉指揮者、ベラルーシ国立交響楽団の音楽監督、そして釜山フィルの音楽監督として活躍していますが、バルセロナの公演の際、このコンヴィチュニー氏のプロダクションを指揮しているばかりでなく、まさに百戦錬磨、この作品を知り尽くし、数え切れない程指揮してきた自在なタクトさばきにもご注目ください。
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マエストロ アニシモフ 振り返って指揮する場面も

長い稽古期間を経て、たった4回の公演の幕がいよいよ上がります。スタッフ、キャストが一丸となって、付け焼刃でない最善の舞台に臨みます。
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オーケストラは前回06年のコンヴィチュニー演出『皇帝ティトの慈悲』の時と同様、東京交響楽団。あの時と同じメンバーの方々も大勢オーケストラ・ピットに入ってくれています。
文学でも退屈なメロドラマでもない躍動し心の糧となるようなオペラの魅力、鼓動するような生命を感じさせる舞台がまた東京で誕生する瞬間をご一緒に目の当たりにしてみませんか。
それでは公演会場でお待ち致しております。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000003-pia-ent  ヤフーニュース
http://www.nikikai.net/lineup/onegin/index.html  東京二期会
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