今日で仕事納めなので、今年をふりかえってみて。
たしかに「偽」そのものの一年で、建築業界も例の改正で後半は揺れました。一件だけ直撃を受けましたが、私としてはこれが逆に長井工務店の仕事への見直しになるよう、ピーアールにつとめてきたつもりです。取材でも記者にはわかってもらえなかったようですが。
真摯に人を騙さず、「あたり前」の仕事をしていれば、ゆっくりとはでしょうが、受け止めてもらえる日がくると信じています。職人の腕には自信があるので、昔ながらの仕事のレベルをいかにわかってもらえるか、です。
今、仕事があまりにも混ぜこぜに、混乱してしまって、逆に基準を満たしていればよい、程度が基準を満たしているように見せよう、になってしまっています。「お天道様」や「世の中」が見ているからごまかさない、という気持ちが失われ、客にはわからないようにごまかす、になっていて、お金をいただいている人への感謝はなく、売る側の論理だけです。
それで、気持ちよく死ねるのか、と思います。
あわてず、騒がずに、ゆっくりと生きていきたいと思います。来年はもう少しブログをがんばります。

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