「札幌まつり」夜の中島公園はおどろおどろしい。お化け屋敷、見世物小屋、オートバイサーカス、それに500軒にも及ぶ露店。園路は歩けないほどの混雑。そのほとんどが若者だ。
まるで歓楽街薄野がそのまま引越して来たような感じである。 2年前くらいから見世物小屋の世界にも若者が進出しているが、少し苦戦しているように見える。
「現代風見世物」より古典「蛇女」の方が入りが好かったような気がする。 「お化けの館」と称する若者が経営するお化け屋敷より、レトロなお化け屋敷の方が入りが良い。
圧巻は「ワールド・オートバイ・サーカス」、小屋の前にオートバイがある。始まる前にデモンストレーション。 バリバリ音を立てながらオートバイが小屋に入ると同時に扉が閉まる。
それから後は外に聞こえるのはオートバイの走る音。それに見物客の後姿が見える。食い入るように見入っている観衆の姿がみえる。 驚くようなため息のような声も聞こえる。これを外から見ていると中に入りたくなる。
以下の画像は午後1時ごろの「札幌まつり」。 夜に比べて上品だし、人出も少ない。 家族で楽しむなら、昼間の方がよいと思う。

いきなり、山車の画像です。ここは幌平橋駅近くの豊水通にある伊夜日子神社前。否が応でもお祭り気分が盛り上がります。

そうなのですよ。これが肝心です。「買う前にひと言、値段の確認を!」 地下鉄幌平橋駅前。毎年「札幌祭り」になると立てられます。

今度は幌平橋駅と反対側、薄野側の中島公園駅です。階段を登り左側に出るとお祭りの露店が直ぐ見えます。この近くに「警備本部」「迷子センター」があります。

真っ直ぐ歩いて3分もすれば、池に当たります。 そこを右に曲がると橋。ここから観える菖蒲池の景観はとても奇麗。札幌祭りの日はボートが沢山浮かんでいます。 白い煙は焼き鳥を焼く煙です。

中島公園内の売店はボート乗場の「大中食堂」とここ「売店Midori」です。 いつも閑散としている売店ですが「札幌まつり」のときだけはにぎわっています。 去年は塩味の函館ラーメンでしたが、今年は蕎麦のようです。

札幌祭りの日は菖蒲池がボートでいっぱいになります。 まだボートが転覆したのを見たことがありません。 大変よいことだと思います。 私自身は若い頃ボートで転覆したことがあります。 つまり、転覆姿を人様に見てもらったことはあるのですが、見せてもらったことがないのです。

お祭りの目玉はお化け屋敷ではないかと思います。水と緑の向こうにお化け屋敷が見えます。 お化け屋敷はカップルで行くと楽しいそうです。 若い頃、そう思って行ったことありますが、とくに変わったこともなかったと記憶しています。

お化け屋敷の向こうに見えるのが「ワールド・オートバイ・サーカス」です。 大きな樽の中を遠心力を利用して横になって走るという曲芸です。
お化け屋敷の詳細はこちらをクリック→
札幌のお化け屋敷

2年前の見世物は古典的な「蛇女」でしたが、去年からは傾向が変わりました。「蛇女」の呼び込みさん は「昔は30軒あった見世物小屋は一軒になってしまいました。この機会を逃すことなく入って下さい。見て下さい」と言ってましたが、見逃しました。 去年からは現代風見世物小屋です。それでも盛況ですね。

行啓通にかかる南14条橋から観た鴨々川です。暑い日は涼を求める人たちでいっぱいになります。きょうは涼しいかったので、この程度です。

いつもはワンワンの社交場の芝生の広場ですが、札幌祭りの日は人様でにぎわっています。広場の中央にある日時計が新しくなりました。
中島公園の札幌祭り全体 →
札幌まつり「中島パフェ」

5