2005年3月に倒壊した国指定重要文化財「八窓庵」の修復工事が終わりました。 一般公開はすでに始まっていますが、10月5日〜13日、午前9時から午後5時です。
日本庭園入口の立て看板、公園ライトアップは終了です。
八窓庵は約400年前に小堀遠州が滋賀県に建築したといわれる茶室です。 大正時代に札幌の実業家が買い取り、1971年に札幌市に寄贈され、中島公園内の日本庭園に移築されました。
2005年3月、八窓庵を積雪から守るためのプレハブが雪の重みで崩れ、中の八窓庵も倒壊しました。 復元には3年7か月かかりました。
折れた柱は残った部分をつないで復元するなど、修復には大変な手間がかかりました。費用は約8,150万円掛かりました。
一般公開終了後の14日からはプレハブ設置工事のため閉鎖されます。積雪など環境の厳しい冬季間はこのプレハブにより保護されます。
すでに終了していますが、次のような関連記念行事がありました。
復旧工事パネル展(豊平館)10月1日〜7日 工事の様子をパネルで紹介。
日本庭園野だて席10月5日(日)11時、13時、14時、15時。各20人。


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