たまたま「中山均」をWeb検索していたところ、
「台灣日本綜合研究所」というHPに
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... 要求美國神盾軍艦立即離開。當地的許多漁民也開著漁船前來助威,漁船上也打著反對美軍進入新潟東港的標語,並在美國軍艦停泊的港口周邊海域活動,抗議美軍神盾軍艦入港。 在集會上,
新潟市議會議員中山均要求新潟 ...
=============(中国語フォントがないとよく読めないかも)
などという記述がありました。「美軍」は台湾や中国で「米軍」を指します。「新潟東港」や「抗議」などという文字も見えるので、イージス艦(「神盾艦」と言うらしい)入港問題の記事らしいですね。
この他同様の記事が台湾・中国などの別サイトに複数ありました。
例えば別のサイトで
「日本市民反對美國海軍宙斯盾軍艦進入新瀉東港」(←最初に白紙画面が現れたらリロードしてください)のタイトルの記事では、下記のように書かれています。
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日本新瀉縣和平運動中心和社民黨新瀉縣組織成員以及市民團體數百人11日上午在新瀉縣東港舉行集會,反對美國海軍宙斯盾軍艦進入新瀉東港。這是美國宙斯盾軍艦首次進入日本海沿岸的新瀉縣港口。
(中略)
在集會上,
新瀉市議會議員中山均要求新瀉縣政府“明確表示不歡迎美軍艦進入新瀉港口的立場,並要求美軍不得進行軍事訓練以及官兵必須遵紀守法”。
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これは日本語漢字フォントのままでも結構見えるのでわかりやすいかも。
漢字の文面から類推すると、
「新潟県平和センター・社民党県組織構成員および市民が、(10月)11日、東港で集会を開催し・・」で始まり、
「新潟市議の中山均は新潟県当局に対し、不歓迎の立場を明確にすることと、(港内で)軍事訓練をおこなわないことや兵士に法・綱紀を遵守させるよう米軍に対し要求することを求めた」ってな感じかな。
不思議なのは、これらは日本の新聞記事を単純に転載したものではないということです(僕の名前が掲載されたのは、8月の第1回の入港申請時やその関連記事で、集会の行なわれた11日の報告記事では僕の名前は国内紙ではどこにも載っていない。また、10月11日の入港時にはテレビで僕のインタビューが放映されているが、「軍事訓練を行なわないこと・・」等の要求項目は放映されていない)。
「軍事訓練」云々の要求項目については、県に要求した申し入れ書(マスコミには周知したが、各国内紙はそこまで書いていない)に記載してあるのみで、台湾・中国メディアが相当具体的に情報収集していることがわかります。
また、それぞれの記事中で他の人名は見あたらず、僕の固有名詞を敢えて取り上げて載っけるとは、ちょっと驚きです。
さらによく調べてみると、上記記事と同じサイトの別の記事(10/12付)で
「日本新瀉市長表示反對美軍宙斯盾艦」ともあり、新潟市長がイージス艦入港に反対の意向を示していることも紹介されています。
しかもこれらの記事は、「イラクで米軍が攻撃を受けた」などといった「国際時事」記事と同列の重要扱いとなっています。
中国や台湾にとって、日本海の米軍の動向、それに対する新潟の市民感情や自治体の意向、さらに米軍に対して独自の活動を展開しているナカヤマの活動も、結構注目されているということか・・?
評価は別にして、新潟の動きはこれだけ対岸諸国でも注目されているわけで、それだけに日本海を臨むこの地で平和を創り出し、発信していくことの重要性が、私たちが思っている以上に大きい、とあらためて感じさせられます。
(ただ、記事は本文もよく読めない。誰かわかったら訳して!)

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