僕のブログは、写真を中心に載せて、なるべく雰囲気をお伝えできる文章(なかなかうまくお伝えできないけど)を書いたりするので、投稿するまでの仕込みに一晩、場合によってはそれ以上かかります。
写真を選んで投稿するのに2時間、
文章書くのに1時間、
秋の夜長の楽しみです。
なので、実際にロケーションに行ってから投稿するまで、タイムラグが生じます。
今の時期ですと、今回湯川渓谷を遡上したのが10月24日、投稿原稿を書いている今日が10月28日、投稿予定が明日10月29日の早朝、
5日間のタイムラグですが、今週は天候が激変し、この5日間に、秋から冬になってしまったような感じがしてなりません。
今の時期の5日間は、大きなタイムラグですね〜〜、、、
この間「くろがね小屋」に行ったのが10月14日だったから、
10月24日は、10日ぶりの「くろがね小屋」でした。
10日間で、周辺の景色は変わりました。鉄山南斜面の紅葉は、だいぶ葉が落ちてしまっていました。
そして、あれから5日、今は「くろがね小屋」周辺は、もしかすると雪化粧ですね。
湯川渓谷マイフォトギャラリーも、Bでファイナルです。
これから、もし湯川渓谷を歩くとしたら、もう、晩秋の渓谷の装いで、場合によっては岩肌が凍っていたりしているかもしれません。
場合によっては、「くろがね小屋」まで到達できず、途中で引き返しとなるかもしれません。
それでも、11月に、行けたら、もう一回行ってみたい、そんな魅力ある渓谷でした。
あと、僕としては、いわき市の背戸峨廊も全ルート歩いてみたいので、無理しないようにいたします。
前話が長くなりましたが、
湯川渓谷マイフォトギャラリーBは、「くろがね小屋」周辺から、復路に見た景色などをご紹介したいと思います。
鉄山東側稜線の南斜面も、「くろがね小屋」から東側は、紅葉がピークでした。
黄金色のダケカンバが美しく輝いています。
稜線の岩肌には低いキタゴヨウマツの緑、南斜面にはコミネカエデやサラサドウダンの紅葉、ダケカンバの黄葉、麓にはチシマザサの緑、
素晴らしい色模様です。
キタゴヨウマツやチシマザサの緑は、紅葉や黄葉をよけいに引き立たせてくれますよね。
今の時期ならではの、素晴らしい山景色です。
「くろがね小屋」西側の鉄山方向を見ると、
こちらは、落葉がどんどん進んでいます。
でも、これはこれで、
落葉が進んでいる風景も、枯れた色彩で素敵だとおもうのですが、、、
いかがでしょうか?
歩いていて、足元を見ると、
落ち葉に覆われたミズゴケ発見!!!
ワタミズゴケでしょうか??
僕は、ミズゴケを見ると、嬉しくて興奮する体質(笑)
ワタミズゴケに、
あっ!!! オオミズゴケも!!!!!
「くろがね小屋」が視界に入りました。
この角度から眺める景色が大好きです。
落葉が進む、鉄山南斜面の紅葉風景。
空は曇り空、、
これを眺めて、
「もののあはれ」を感じる僕は、やはり日本人ですね。
10日前とはうってかわって、冷たい風を感じました。
日曜日だったので、ハイカーが多かった。
短いスカートに山タイツ姿の「山ガール」さんと、
何と、膝上丈の半ズボンに山タイツ姿の「山ボーイ」君にも出会いました、、、
若い人たちは、おしゃれですねー、、、
寒くないのかなー???
僕なんか、渓谷の鎖場歩きに備えた長靴(農業スパイクとも言う)姿です。
渓谷の岩場には、やはりゴム底の長靴が一番なんです。
ゴム長を履いていたから、足元が岩場にぴったりフィットして、恐怖感を全く感じさせなかったのです。
僕の場合、どちらかというと臆病だから、フィールドに合わせた装備優先になってしまいます。
もっとも、数年前、真夏の暑いとき、汗だらだらかきながら、タオルで鉢巻きして、袖無しシャツに短い半ズボンというセクシー(おえっ!!!)な格好で山に登ったことはあるけど、、、、、
「くろがね小屋」に至る手前、
こん素敵な回廊があるんですよ。
10日ぶりの「くろがね小屋」、
やっぱ、ここで、カップラーメン食べて、風呂に入るのが楽しみなんだよなー!!!!!
二本松市のNさんも、時々きているのかなー?
「くろがね小屋」には、Nさんが撮影された高山植物のお写真が飾られています。
彼は、写真きちがいで、さらに、国体の山岳競技にもエントリーされていた。
一度、高山の原生林を守る会の観察会の時に、Nさんと写真のお話したら、延々と続いて、なかなか終わらなかったことを覚えています。
彼は、山を走って歩くんですよー(笑)
タフだなー!!!
それにね、酒を飲みながら彼とお話すると、彼は、本音でズバズバ発言するので、僕もすっかり楽しくなってしまいました♪♪♪
やはり、本音でものを言えるって、いいよね。
そういう人間が、僕、大好きです。
「くろがね小屋」から西側の、鉄山南斜面の風景。
紅葉のフィナーレでした。
これはこれで感動しましたー♪♪♪
本当は、ここから先を歩いて、鉄山に登りたいけど、
火山性の硫化水素ガスが危険ということで、
立ち入り禁止になっています。
ここからは、復路の写真になります。
復路は、往路とは逆の視点から風景を見るので、新しい発見があります。
往路では気が付かなかったけど、
素敵なダケカンバに出会えました。
「天狗の庭」に戻りました。
ここの湿原は、貴重な植物がいっぱいです。
夏に、もう一度来てみたいなー。
素敵な木立、
往路では、気が付かなかった。
ダケカンバの木立って、詩情が感じられます。
美肌な樹肌に、悩ましい枝振り、黄葉のやさしさ、
何とも言えない魅力を感じる!!!
改めて渓谷美を確かめながら、
復路の足を運びました。
華やかなカエデの紅葉です。
再び「天狗岩」に戻ってきました。
あそこの鎖場から、屏風岩の崖をかいま見ました。
カエデの紅葉に出会えました。
それにしても素敵な湯川渓谷でした。
文章ではそれがうまく言い表せませんでした。
その点は、写真で勘弁してくださいね。
何度も足を運びたくなる渓に感謝です!!!!!
さて、
この間のクイズの正解ですが、
この日、僕が撮影した写真のカット数は、1492カットでしたー!!!
気ちがいですね〜、、