夕べから降り続いている雪は、平地ではそれほどでもないけど、国道115号を登って行くと、さすがに土湯から上は本格的に積もっています。
というか、山の方は、これが根雪になるね。
ようやく、外を歩きたくなったので、最初は雪のビッキ沼に行って、それから土湯トンネルを越えて裏磐梯の方に行こうとしたら、すごかった!!!
川端康成の小説ではないけれど、、、
トンネルを越えたら、そこは、雪国でした。
じゃねーよ!!!
半端でない降り方じゃん、、、
だって、国道115号を猪苗代方面に下って行くと、霧は濃いし、路面の積雪はすごいし、雪の降り方は半端でない。
ハンドルもとられるー(怖!)
除雪車が2台も出て路面の除雪しているけど、間に合わないくらいの降り方。
すぐ積もるー!!
最初、達沢不動滝に行ってから裏磐梯に行こうと思ったけど、国道115号でこの有様だから、達沢地区は僕の車で進入するのは無理だと思い、引き返しました。
そしたら、今度は、箕輪スキー場までの登り、前駆の僕の車でも、ハンドルはとられるわ、肝心の前輪がスリップするわで、四苦八苦して登りました。
引き返して良かった〜、
達沢あたり、入ったら出ること出来ないかも。
おとなしく自宅に戻って、熱いお茶を飲んで生きた心地しましたー。
で、今日は、ビッキ沼の雪化粧をお届けいたしますね。
考えてみたら、
積雪期のビッキ沼に来るのは初めてです。
いつもは、水芭蕉が咲き始めてから来るんだけど、
今年は、いろんなとこの雪景色の写真を撮りたいから、足を運んでみました。
ここの雪は、こんな感じでおとなしいけど、土湯トンネル過ぎたら、豪雪に近い降り方なんです〜。
でも、雪のビッキ沼の景色、とても味わいがあります♪
対岸の雪景色と、茶色く立ち枯れた葦と、雪雲色の水面、
そして、僕以外誰もいない、
雰囲気、最高でした。
沼の岸辺を少し歩いてみました。
雪雲色(そんな色彩表現あったっけ?)の水面が、とってもいい感じ。
ハンノキ林あたりの雪景色が、何とも言いようがありません〜♪♪
来て良かったー!!!
このあたり、春先には水芭蕉の花が咲き並ぶところです。
今は、清らかな雪に覆われて、眠りについています。
寒さに耐える水芭蕉の芽。
これからさらに雪が降り積もるでしょう。
すべてを清らかにしてくれる雪、
水芭蕉だけでなく、スプリングエフェメラルの花々の精の禊ぎの季節なのでしょうか?
カタクリやキクザキイチゲなどのスプリングエフェメラルの花々が美しく咲き誇るには、この時期の雪が必要なのです。
雪が多い年は、春の花もより美しく咲くと言いますからね。
積雪期のビッキ沼に、「いのちのふるさと」を感じることができました。