昨日は、平田村にばあちゃんのお見舞いに行った帰り道、母成峠方面に向かい、銚子ケ滝に初めて行ってみました。
銚子ケ滝は、安達太良連峰から流れ出た清流の石筵川渓谷にあります。
昨日は、帰り道、どこか美しい滝を見たいと思い、いろいろ行き先を考えていましたが、平田村からですと、磐越道を磐梯熱海インターで降りて母成峠に向かえば途中で銚子ケ滝に行けるし、さらに土湯峠を越えれば幕滝にも立ち寄れるので、そのコースを辿りました。
この暑苦しい時期、滝壺に近寄って冷たい水しぶきやひんやりした空気を思いっきり味わいたくなりました。
磐梯熱海インターを降りてから、母成峠方面に車を走らせ、途中、石筵ふれあい牧場から銚子ケ滝方面の道に入ってしばらくすると安達太良連峰の和尚山登山道の起点に到着いたしました。ここは同時に銚子ケ滝へ行くコースの起点でもあるのです。
滝壺で水遊びするため、短パンを持参して滝までのコースを辿りましたが、和尚山への登山道との分岐を過ぎてからしばらくすると石筵川渓谷の下まで一気に降りる階段となりました。帰りはきつい登りになるな〜と思いながら、涼しげな滝に着くのが待ち遠しく、一気に階段を下りました。
そして、滝は最高でした。
滝壺からの冷たい飛沫や霧が肌を心地よく冷やしてくれます。マイナスイオンが気持ちを癒してくれます。素足になって滝壺の縁に足を浸したら、その冷たさは最高でした。
このあたりにテントを張って泊まれるのであれば、缶ビールなども冷やしたいところですね。ここでキャンプして、焚き火で塩をまぶした岩魚の串刺しを焼き、冷たいビールをいただければ、最高ですね!!!
滝には僕以外誰もいないので飛び込みたくなりましたが、全身浴では冷たすぎるので遠慮いたしました。膝あたりまで滝壺の水に浸り、ザバザバと顔を洗うと、それだけで汗がひっこみます。
高さ48mの瀑布が流れ落ちる音、渓谷から聞こえてくるヒグラシの鳴き声、この涼しさを全てお伝えできないのがもどかしいですが、せめて涼しそうな写真だけでも、お届けしたいと思います。
ご覧下さいね。
銚子ケ滝へ行く道の入り口に、こんな看板が立っていました。
和尚山への登山道兼銚子ケ滝への遊歩道です。
ミズナラ林で、とても素敵な雰囲気です。
ヤマユリの花が咲いていました。
嬉しくなりました♪
石筵川渓谷へ降りる斜面には、アカシデやクマシデ、ホオノキ、イタヤカエデ、ヤマモミジなどに混ざってブナの姿も見ることが出来ました。
素敵な渓谷林。紅葉の季節が楽しみになりました。
エゾアジサイのお花の上で、カミキリムシが交尾していました。
独特の葉の形。オヒョウの葉です。
滝の音が聞こえてきました。
断崖の岩肌と渓谷林。
とてもいい雰囲気です〜♪
初めてお目にかかった銚子ケ滝。
高さ48m。
郡山市熱海町石筵の山中深くあるのです。
滝の流れ出し。
自然度満点ですね。
涼しそうな滝壺。
短パンにはき変えて、ザブザブ入ってみました。
冷たい〜〜!♪!!
透明度の高い滝壺です〜♪
瀑布の飛沫や霧が僕の身体を包み、
とても涼しく、生き返るような気持ちになりました〜。
猛暑の時に見ると、本当に涼しげな写真。
だけど、あまり長い時間いると、冷たくなってきます〜!!!
僕のカメラのレンズは、あまりワイドでないから、なかなか滝全体を写すのが難しい〜。
でも、涼しい雰囲気が撮れれば、それでいいや。
滝の流れ出しや、最初の段ではじけ飛ぶ冷水の飛沫の雰囲気は、この写真に滝の音が入れば最高なのですけどね〜。
本当に泳ぎたくなる滝壺。
今年は震災被害と原発事故による海洋放射能汚染で、浜通りの海岸は海水浴どころではなく、福島市内の屋外プールも放射能汚染で使用中止。
なので、よけいに泳ぎたくなりますが、まじ、冷たいですよ〜!!!
膝下まで水に浸かって、バジャバジャ水遊びでちょうどいいくらい。
ほんと、滝の近くにテント張って泊まれるなら、ここに缶ビールやスイカなどを冷やしたくなります〜。
滝壺から流れ出た清流も、透明度抜群です。
やっと銚子ケ滝の全景を撮ることができました。
滝の名前の由来は、お酒を注ぐお銚子に滝の姿が似ているから、らしいです。
日照りの時、石筵の名主様の娘さんが、滝壺に潜む龍神様に雨乞いをして、身を投げて人身御供になったという伝説もあるそうです。
滝の下流の石筵川渓谷の様子。
渓谷林がとても明るく、最高の雰囲気です。
なかなか言葉で表現できません〜。
滝をバックにモミジの緑の葉。
紅葉の時は最高ですね。
本当の幽谷という感じ。
木漏れ日に映えるモミジの葉。
このまぶしさが、たまらなく嬉しかったです。
ミヤマイラクサでしょうか。
黄色い小さな花穂とダイナミックな独特の葉。
初めて行った銚子ケ滝。
心身ともにリフレッシュできました〜♪
今度は、ぜひ、紅葉の季節に来てみたいと思いました。