今日は指定休の日だったので、何年かぶりに福島市の茂庭に行ってきました。
茂庭地区には、平成6年から平成9年までの4年間、仕事で大変お世話になりました。
あの頃は、摺上川ダム建設で、大変賑わっていましたが、今は静かな雰囲気の里に戻っています。
懐かしい思い出がいっぱいあります。あの頃はみんなで民宿の宿舎に泊まって仕事に行ってました。
朝夕の食事やお昼の弁当までお世話になったおばちゃん、元気でおられるでしょうか?
宿舎で一緒にお風呂に入った発破(ダイナマイトで岩山を砕く作業)関係の人、身体に素敵な刺青を彫っておられました。話を聞くと、ダイナマイトの誤爆で身体が吹き飛んでも、刺青の模様で、吹き飛ばされた人が誰だか分かるようにしているとか、
命がけの作業をされておられました。
摺上川ダムの工事ではダイナマイトの誤爆事故がなかったので、あの時僕と一緒に宿舎のお風呂に入った方も無事でおられることでしょう。
今となっては懐かしい思い出です。
ダムが完成して、茂庭の里には静けさが戻りました。
14年前、あそこでお会いした人々、皆さん元気でやっておられるでしょうか?
今日は、午後から懐かしい茂庭の里に行きました。
同じ福島市とは思えないくらい雪が積もっていました。
そして、静かな雪国の里という雰囲気でした。
飯坂から摺上川渓谷沿いに国道399号を走り、
茂庭の入り口にさしかかりました。
そこには、
画面をクリックいたしますと、960ピクセルのスペシャル画像を連続でご覧いただけます。上下にスクロールしてご覧ください。以下同じ。
外敵から茂庭の里を守る道祖神様が祀られております。男性性器を模したご神体が数多く祀られております。大切な民俗信仰の文化財です。飯坂町史跡保存会の方々が覆い屋をかけて保存されていたのです。
僕も、きちんと写真に撮っておきたいと思っていましたが、今日、撮影することができました。
男根ご神体は、昔は火伏せのご神体として民家にも祀られていました。福島市の民家園展示室でもそれは見ることができます。
男根は外敵(はやり病や悪霊など)を退散させる霊験あらたかなるものという信仰が古来よりありました。
地区の入り口にこのような形で祀られた道祖神が残されていることは民俗学的にも大変貴重です。
軽井沢に入ると、一面雪深い渓谷の風景となりました。
さかんに雪が降っていました。
懐かしい♪♪♪
滑滝の雪景色です。
写真をクリックしてスペシャル画像をスクロールしてご覧になると、激しく雪が降りしきって居る様子がわかります。
滑滝は真夏ですと、子供達が飛び込んで元気に泳ぐ場所。深くてスリリングですよ。
田畑地区に入りました。
かなり雪深いです。
蓮華滝不動尊へ行く道も、雪に埋もれていることでしょう。
摺上川の橋を渡って、「茂庭の湯」に向かう道に入りました。
摺上川の雪景色が何とも言えません。
静かです。
「茂庭の湯」で湯浴みいたしました。
とっても暖まる、アルカリ単純泉です。
リラックスできました〜♪
雪降りの日にも関わらず、入浴にこられる方が多くいました。
隣の「茂庭ふるさと館」では、名産品を販売しています。
このあたり、野猿が数多く棲息しているのですが、さすがに今日は姿を見せることはありませんでした。
「茂庭の湯」でゆっくりしてから、橋を渡って集落に向かいました。
摺上川や茂庭の家並みを眺めていると、懐かしいあの頃の事が思い出されました。
夕方、仕事を終えてからイワナ釣りをしたり、
お世話になった社長の自宅で、アカハラ(ウグイのこと)の炭火焼きを肴にみんなで酒を酌み交わしたり、
熊撃ちの猟銃を見せていただいたり、
熊を仕留める槍も見せていただきました。
熊の肝を飲ませてもらったら、あまりの苦さに口が曲がりそうでした〜
バックホーのオペレーターされていたY君やI君、元気でやっているかな〜?
たまに会って酒を酌み交わしたいな〜。
僕が不整地運搬車(クローラダンプのこと)の免許を取ったのも、ここで仕事していた時でした。
実技試験で100点満点を取得して、名前を読み上げられて嬉しかったことが、つい昨日のことのようです。
摺上川ダムの堤体も雪景色。
スペシャル画像をスクロールしていただくと、雪深い茂庭の集落がご覧いただけます。
懐かしい〜、
7月の白鳥神社の夏祭りで、僕らも屋台かつぎに参加したことを思い出しました。
社長が天狗様の装束を着ていました。
あの独特の太鼓の音、暴れ屋台の勇ましさ、よく怪我しなかったものです。
直来での飲み会も、皆さん威勢が良かったです。
いつか、また、あの夏祭りに来てみたいと思いました。
雪景色を眺めて夏祭りを思い出す、、、
それも、また、いいですね。