先週の滋賀県出張で、3日目は研修、念願の織田信長の安土城に辿り着くことができました。
信長と言えば、
天下統一を目標とした男、
安土城は、信長の野望を秘めた城、
僕は10年以上も前に、安土城跡の発掘調査の発表を考古学会か何かで見て、
ぜひ、ここの城に登ってみたいとの願いを抱いていました。
ささやかな僕の野望が、今回、かないました。
半分だけですが、、、
僕が安土城で眺めたかった光景がこれです。
題して、
安土城大手道見上げ
この姿を夢見ていたのです。
いにしえの石垣、
この日は、雨模様の天気でしたが、
かえって、やわらかな光に城跡が美しく感じました。
ここの城跡を印象付けるのは、
石段の大手道と、石垣なのです。
その古風な光景、織田信長の時代に思いを馳せました。
雨空に、紫陽花が映えていました。
古城に似合う花です。
ここには、
羽柴秀吉の邸宅がありました。
後の豊臣秀吉の邸宅。
大手道を挟んで向かい側には前田利家の邸宅跡が残っています。
この大手道の石段を登ると、
何か、
日本の戦国時代の歴史そのものを想います。
紫陽花の花にも、いにしえを感じました。
石段から眺める風景に、
戦国時代の豊かな近江国を思い起こしました。
大手道の石段は曲がって、
やがて、
本丸跡そして天主跡に至ります。
今回は時間がなかったので、ここで引き返しました。
随所に紫陽花を見かけます。
石垣にコシダを見ることができました。
嬉しくなりました。
こちらの石垣には、
ウラジロシダが群生しています。
さすが近江国、
暖地性シダが繁茂していますね。
このような石にも歴史が残されています。
石垣に感じる戦国の世、
天正四年(1576年)からの歴史を今に伝えています。
安土城跡全景。
滋賀県近江八幡市安土城天主「信長の館」展示
天主には、このような建物が建てられていました。
絢爛豪華な建物も、
本能寺の変の後、
焼かれてしまいました。
天下統一の志なかばで倒れた信長、
滋賀県近江八幡市安土城天主「信長の館」展示
当時の宣教師が描いたという信長の姿、
強い意志の持ち主、
そんな感じがしました。
ああ、
もう一度行ってみたい。
安土城へ。
今度は、個人的に、
できれば冬に行ってみたいと思いました。
安土城への魅力は尽きませんね。