昨日、大ちゃんを連れて、涼しい達沢不動滝に行ったついでに、近くの山で、二人で一緒に冬虫夏草探しをしていたら、本当に見つけてしまいました。
カメムシタケです。
大ちゃんにも、先に見つけておいたサナギタケの実物を見せておいたので、オレンジ色がかった子実体のことは分かります。
この間も、我が家の近くの公園で冬虫夏草探ししていたし。
彼も冬虫夏草にすごく興味を持っています。
その大ちゃんと一緒にカメムシタケを見つけることが出来たのはラッキーでした。
枯れた杉葉が堆積している所から、オレンジ色の子実体が顔を出していたので、
「大ちゃん!!! これ、冬虫夏草に間違いないよ」と言って、
大ちゃんと一緒に掘り出したら、
羽は失われていましたが、カメムシが出てきました。
身体の右脇、胸と腹のつなぎ目の節から子実体の柄が伸びています。
カメムシタケの全体写真。
黒く長い柄と、オレンジ色の子実体が特徴的です。
まさか、大ちゃんと一緒に見つけることが出来るなんて、夢にも思っていませんでした。
オレンジ色の子実体。
やはり、表面はボツボツしています。
宿主となってしまったカメムシの内側。
カメムシが冬眠している最中に菌が入り込んで夏になると子実体が伸びるらしいです。
まさに、冬虫夏草ですね。
このカメムシタケ、今は我が家の冷蔵庫の中にいます。
大ちゃんの夏休みの宿題として、この標本と写真を、寒河江に持ち帰ってもらいます。
担任の先生もびっくりするでしょうね〜。