朝晩がめっきり涼しくなって、雑草の葉っぱも朝露に濡れる季節、
間もなく、秋彼岸なのですね。
福島市下鳥渡の彼岸花群生地も、花が咲き始めました。
今日は、朝一番で、福島県植物研究会のI顧問先生のご自宅に訪問して、「フロラ福島30号」の編集についてお話合いをしまして、帰り道、下鳥渡の彼岸花群生地に立ち寄りました。
小川の土手に彼岸花が群れ咲くのです。
黄金色の稲穂が首を垂れ、
どこからか、雀追い鉄砲のドーンという音が響きます。
のどかな風景に、
彼岸花が咲いていました。
咲き始めでした。
秋の季節を感じてしまいました。
土手に彼岸花咲く稲穂の向こうに大森の城山、
こちらは、彼方に安達太良連峰、
土手にしゃがんで、しばし、うっとりと眺めていました♪
彼岸花咲く小川は、もしかすると彼岸と此岸を隔てる三途の川???
この花は、川を渡って彼岸に行かないように引き止めるために此岸に咲いているのかしら??
そんな、とりとめもない事を考えてしまいます。
何となく、彼岸花って、彼岸と此岸の堺に咲いているような、
そんな気がしてなりません。
もしかすると、彼岸におられる人々も、この花を見求めて此岸に戻られるのかしら?
気持ちが身体から離脱するような、
何か、変な気持にもなってしまいます〜
白い韮の花が美しく感じました♪
彼岸花が咲くと、
田圃の稲も刈り取り適期、
実りの秋ですね〜