一昨日のフユイチゴ、昨日はマンリョウ、栃木県で観察しました暖地性植物を紹介いたしましたが、今夜は、栃木県足利市で見つけた暖地性シダをご紹介したいと思います。
というのも、
昨年の年末、12月30日に、ひまわり君やしーちゃん、大ちゃん・ちゅっくん・らいたんを連れて、足利市フラワーパークの夜のイルミネーションを見に行ったのです。
とにかく混むと聞いていたので、早めに、日の高いうちに足利市に行きました。
東北線宝積寺駅から宇都宮駅まで行って乗り換えて、東北線小山駅で両毛線に乗り換え、富田駅で降りまして、そこからフラワーパークまで歩きました。
その途中、両毛線のガード下の煉瓦に暖地シダが生えているのを見つけたのです。
こちらは、ホウライシダ。
アジアンタムの名前の方が知られているかもしれません。
正真正銘の南国シダですが、この品種だけは、逸出の可能性が高いです。
次は、
カニクサでした。
若い株のようです。
続いて、
イノモトソウです。
足利市は、縄文時代早期末葉〜前期初頭のヒプシサーマル(完新世最温暖気候期)で最高海水準期の古東京湾最奥部(渡良瀬遊水地付近)からそれほど遠くない場所に位置しておりまして、暖地性シダが自生していても不思議はないと思いました。
今回は、足利フラワーパークのイルミネーションに家族連れで行った折の急いだ観察だったので、これから、機会がありましたら、この周辺のシダもゆっくり観察してみたいです。