塩原渓谷に、レンゲショウマの花が咲きました。
一昨年、福島の土湯で見て以来なので、2年ぶりです。
栃木県では、どこにレンゲショウマの花が咲いているのか分からなかったのですが、偶然とはいえ、出会えてうれしかったです。
レンゲショウマは、開花してしばらくたつと錆びてくるのですが、この花は新鮮で、開花したばかりのようですね。
近くには、キツネノカミソリの花が群れ咲いていました。
この花を見ますと、浪江町の大堀地区から高瀬川を遡上して葛尾村に向かう道の林床に群れ咲いていたキツネノカミソリを思い出します。最後に見たのが震災の前の年です。あのあたりは、帰還困難区域なので、しばらくは立ち入ることができませんね。
しばらく渓谷を散策して、
留春の滝に行きました。
涼しげな滝です。
今回は、滝の写真撮影を工夫してみました。よく写真集に滝の流れが白い糸筋のように写っているカットがありますが、調べたら、あれは、シャッタースピードをうんと遅くして、絞りの露出調整をして撮影するらしいです。
今回の留春の滝での撮影は、三脚なしの手持ちなので、f12まで絞って、シャッタースピードを15分の1秒まで遅くするのが限界でした。
それでも、何とか、それらしい雰囲気が出ました♪
本当は、しっかりした三脚に固定して、絞りをf16まで絞り、ISО感度を低くして、偏光フィルターをセットして、シャッタースピードを1秒まで遅くするのが理想らしいです。
今回は、かなり手ぶれ写真が出来てしまいましたが、ようやく納得いく写真となったのが上のカットでした。
猛暑の日々、それなりに涼しさは感じていただけると思います。