東北本線の線路沿いに自生しているコゴミ(クサソテツ)の群落を見て、踏切を越えてしばらく散歩を続けていたら、オドリコソウの群落と出会うことができました。
この日は開花し始めでしたが、今日は見頃になっていました。
高根沢町に引っ越して来てから、オドリコソウを見たのは初めてです。
外来種のヒメオドリコソウは随所にありますが、オドリコソウの自生地はなかなかないのです。
笠をかぶった踊り子が輪になって並ぶような花姿から、オドリコソウの名前が付きました。
花の歴史は古く、氷河時代の日本にも自生していました。
群落のあちこちで花が咲いていました。
福島県では5月になってから開花するのですが、宇都宮市に隣接する高根沢町は栃木県の中央部、やはり暖かいのですね。
オドリコソウの群落は、かなり密な繁り具合です。
葉はシソの葉に似ていますが、実はシソ科なのです。
高根沢町に、そして我が家から意外と近い場所にオドリコソウの群落を発見することができて嬉しかったです。
このような道の斜面に群落がありました。
今回の散歩で初めて通った道。
緊急事態宣言で、人が多い場所への立ち入りは自粛です。散歩も人通りが少ない道を選びますが、意外と面白い道があるのです。そんな散歩の途中で出会ったオドリコソウ。この自生地は大事に守りたいですね。
近くには、ユキノシタが自生していました。大群落です。白い斑入りの葉が美しい。5月下旬には花が咲くでしょう。その時が楽しみです♪