今店頭に並んでいるブリッジという雑誌の坂本龍一のインタビューが面白かった。
前作のCASMがとても良くて、なんども聞いたアルバムだったので今度の新作も楽しみ。
インタビュー中の発言では、何より「トム・ヨークをふり向かせたい」と言っていたのが印象的。彼の、ポッドキャスト(radiosakamoto)に投稿されるアマ・インディーズの音源をバッサバサ切ってダメだししてく人だけど、そういう事言うんだな〜と思った。なお、坂本が予測するにトムはCASMを聞いても「あ、こんな感じね。」という程度かもしれないが、今度の新作では振り向かせられるのではないか、といっていた。
インタビュアーは渋谷陽一ですが、相変わらずの渋谷理論炸裂です。
しかもすべてのアーティストに同じ理論で。
彼の武器「ロックの方程式」は、確かに面白いけどやっぱり毎度同じパターンだと
飽きてしまって…。しかも、なんでも言い当てちゃうもんだから「細木和子か!」とつっこみ入れたくなる場面も少なくない。それはつまり、渋谷理論にはめられてるダケなんだと思うけど。
そんな渋谷に感心するそぶりを見せるアーティストは、あまり好きじゃないです。
もうそろそろ、渋谷理論をぶち敗れるミュージシャンは出てこないのでしょうか。
せめて、奥田民生みたく何の質問してもすっとぼけるくらいが面白い。
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今店頭に並んでいるHという雑誌、面白かったです。
買った理由は、aikoのロングインタビューが載っているから。
aikoは10周年らしいんですが、ここまで売れ続けるシンガーソングライターは
何を語るのか気になったのです。(ジャパンには載らない人なので)
読んでみたら、前向きな発言が多くて、やっぱり深いところまでは語ってなかった
けど、全体的には面白かったです。
aiko、ドリカム、チャゲアス、あたりの音楽的に深いインタビューって見たことが無いんだけど興味はありますね。他には、大塚愛や広瀬香味とかちょっと気になる。

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