昔の自分のライブ録音したヤツをちょっと確認したかったので、数年ぶりにDATウォークマンを引っ張り出してきたら、電源は入るものの、テープを入れると「caution」マークが出てウンともスンとも全く動かない。
DATが一般レベルになって結構初期の「TCD-D3」って奴だが、買って間もなく、しょーもない曲のしょーもないマスターの為に長期に無理矢理貸し出され、これまたしょーもない曲のしょーもないマスターの為に長期また貸しされ、結局返って来たのは2・3年後ではなかろうか?
その間、ボディ表面は傷付き、バッテリーは寿命を迎え、本体も一度故障し修理されてるし。
まぁ、俺の周りには、人間的にもしょーもないミュージシャンもどきがいるって事。
というのは置いといて、今回の故障は経年劣化か? 故障もそうだが、ボディ横全体の樹脂部分表面が溶けているようだ。購入時のパッケージでボディ保護に使われていたスチロールっぽい袋に入れてたんだけど、これと癒着を起こした? ただ、修理に出すよりヤフオクで中古落とした方が安上がりかなと思い、探してみると、オク上の中古もまず溶けている。元々そういう素材なのか? さすがSONY!
うーん、部品の保有期間ってとっくに終わってるんだろうな??? DATって、勝手が悪くて、逆に好きなんだけどね。
ところでDATに限らず、デジタルってちょっとでもエラーが出るともうそれでお終いだからねー。
DVD-Rも識者曰く、寿命が2週間〜2年だそうで(俺もそう思う)、永遠にバックアップを取り続けなきゃなんない。怖くて、子供の映像なんて焼けない。
その点、アナログは少々メディアが傷もうが、電圧が下がろうが、なんとかなるから。
なので、ラジオの録音は未だカセットだし、音質にこだわらないなら一番信頼出来る。
(Let Me See Dat/ VAWN)

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