お待たせいたしました!新たな2000GTVの心臓を告白します。
2000GTAmE/gが新たな心臓!
こんな絵面はなかなか無いと思い、
元2000GTVE/gと並べてみました。
見てのとおりAmE/gは侠角ヘッドだけありカムカバーの幅が狭く、プラグも8本。
オイル口の位置も違う。
エキゾーストマニホールドの径も取り付け位置も違います。
AmE/gはスピカスライドバルブインジェクションが有名ですが私のはキャブ仕様、キャブマウントはアウトデルタの本物らしく貴重とか?

横から見るとより侠角ぶりがわかりやすいですね。
さらにGTVには無かったブローバイ口(クラッチの上部)があります。
Amのカムカバーはマグネシウムで、金色の塗装がされておりますがこれは近年塗られた感じです。

異様にでかいデスビが目立ちます、デスビキャップ&ポイントって今でも新品あるのかなぁ〜とか思うとハラハラします。
メカポンの取り付け部分は穴が開いてなく、電磁ポンプが基本だった事がうかがえます。

Comp11.3との記載がありますが、これは国内で記されたのでしょう。
そして重大な事実を1つ。
おそらくこのE/gは全てがAmE/gではありません。
何故ならエンジン形式が2000GTVの512から始まっています!
そう、腰下は普通の2000GTV。
オイルパンもおなじみのタイプで、GTAmの特徴とも言えるモノブロックでもない!!
おそらくはヘッドだけがGTAmE/g。
売主さんも内部詳細不明との事、しかし珍しい1機ゆえ探ってみると少しずつ事実が見えてきました、国内で私が3人目のオーナー。
ピストンはOS技研さんで作り直され、GTAmと同じ84.5mmボアとの事。
よってノーマル2000GTVが1962cc、このE/gが1985cc。
わずかながらボアアップチューニングエンジンをGETって塩梅です(汗)
とは言っても悲しんでませんよ、大体の予想はついてましたからね。
全てが本物なら私のような者が持つような代物ではない、
それでもこのツインプラグE/gが私の物なのは事実(世界一貧乏なAmE/gオーナーの称号を頂きました)、一番憧れだったGTAmのエンジンに乗れる事が嬉しくてたまりません♪
どこまでが本物か謎多き物だとは思いますが、狭角ヘッドとカムカバーだけでワクワクしちゃうんです

これが来る事で第2章とした主な理由です、上手く走ってくれると良いのですが・・・
今後ややこしいのでGTAmE/gと記しますが、きちんと説明するならば腰下ノーマルE/gに腰上GTAmのミックスE/gが私の新たな相棒となりました。