現在、カンボジアの首都
プノンペンで開かれている
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の
世界遺産委員会で、まもなく
富士山が
世界文化遺産に登録される見込みである。富士山だけでなく、周辺に点在する
神社や
湧水、
登山道なども文化遺産として認められるという。
3776mの標高は小学生の頃から覚えて今も忘れることはない。富士山は
独立峰であるが、どの方角から見ても姿形がそう変わらないのが特徴だ。一方我が会津に聳える
磐梯山は見る角度によって全く形が違う。
3月に
富士山を見てきたが、写真も何枚か撮影した。
日本一の富士山を生で見る機会などなかなかないもので、高速道路を走行中のときも女房と娘に頼んで車窓から撮影した。日本人にとって憧れと誇りの山である。
昨年1月の
伊豆旅行の時も富士山を撮影してきた。まさか、あれほどの
雄姿を拝むことができるとは同行したメンバー誰もが期待していなかった。今もあの感動を忘れることはない。
【撮影2013.3.22】

東名高速道路下り線から
【撮影2013.3.23】

宿泊したホテルから

東名高速道路上り線御殿場IC付近
【撮影2012.1.22】

戸田より眺める
【追記】6月23日
日本政府が推薦している
「富士山」(静岡、山梨両県)の審査を行い、「信仰の対象と芸術の源泉」と評価して世界文化遺産に登録することを決めた。構成資産からの除外を勧告されていた
三保松原(みほのまつばら)(静岡市清水区)も含めて登録されることになった。文化庁によると、
国内17件目の世界遺産。文化遺産としては13件目。自然遺産は4件が登録されている。
三保松原は富士山から45キロ離れていて、
消波ブロックなどで
景観が損なわれている点が問題視されていた。除外を登録の条件とするよう勧告していたが、各委員国から
「三保松原も含めるべきだ」との意見が相次ぎ、勧告を覆しての登録が決まった。(中日新聞ニュースより)
三保松原を含めての登録になったのは、
ドイツ、
セネガル、
ロシア、
マレーシアなどの委員による
バックアップが功を奏したと言ってよいだろう。

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