会津若松市にある
N木材建設会社の
ハウジング友の会による
総会と
講演会が
13日(土)に
会津若松ワシントンホテルで行われ出席してきた。
ハウジング友の会は
N木材建設会社で建築した
顧客が自主的に集まって結成したもので、住まいに関わる語らいや幅広い分野の付き合いで有意義な時間を過ごしているという。この日は総会の後、
講演会が開催されるということで、
エンピロは会員ではないものの、
ダキさんから誘いがあって講演会に参加することになった。
この日の講師は会津若松市のシンボル・鶴ケ城などの管理運営を担う
「会津若松観光ビューロー」の理事長である
新城猪之吉さん。
末広酒蔵七代目新城猪之吉でもあり、幅広い活動を行っていて県内では顔の知れた著名人。筆者も以前から知り合いである。
「会津の歴史と観光について」と題して講演が行われた。
戊辰戦争を中心とした
会津の歴史などについて
1時間40分にわたって熱心に講演をして頂いた。
田中玄宰(はるなか)は
会津藩家老で三代の藩主に仕えた名宰相。34歳で家老に任じられた際、会津藩は
天明の大飢饉。玄宰は藩主容頌に領民の救済と藩政の改革を願い出たが受け入れられず、一時病と称して辞職。その間兵学や経済について研究し、一年後復権の際に藩政の大改革
「天明の改革」を提言し大きな成果をあげた。また、藩校
「日新館」を創設、会津藩が文武ともに天下の雄藩となる基礎を築いた。会津藩樺太出兵の最中、61歳でこの世を去る。
「わが骨は鶴ヶ城と日新館の見えるところに埋めよ」と遺言し、
墓はそれらの見渡せる
小田山の山頂にある。
新城氏は
会津の偉人・先人として、
芦名盛氏、
上杉景勝、
山鹿素行、
松平容頌、
蒲生氏郷、
保科正之、
八田内蔵之助、
千少庵、
佐瀬与治右衛門、
田中玄宰を挙げた。一人ひとりの解説は省略させて頂くが、会津の歴史は語り尽くせない。これを機会に戊辰戦争以前の歴史にも目を向けたいところである。
新城氏が
お土産を持ってこられたが、
数に制限があり、
ジャンケン大会となった。一回も勝てず、賞品ゲットとはならなかった。我々仲間内でも勝った人はいなかった。
その後、
懇親会に入り
日本酒を堪能した。筆者がまだ口にしたことがない
「玄宰(げんさい)(末廣酒造)」を頂くことができたのだ。ハウジング会長の
Kさんが用意されたものらしい。
大吟醸(一升瓶)で
1万円する高級酒。もちろん
田中玄宰(はるなか)の
名前から付けられたもの。そのために、田中玄宰について説明しておいたのは、このためである。
講演会には
埼玉県在住の
モスラーさんが参加した。しかし、
ダキさんが得意の
「ドッキリ」を仕掛けるために、
エンピロには
モスラーさんが来ることを秘密にしておいたのだ。
エンピロは当日イワンさんを会場の
ワシントンホテルまで送って行った。イワンさんがダキさんに連絡を入れると、
ダキさんからは
「総会には出席しないで、講演会から参加する」とのことだった。イワンさんからモスラーさんの
情報を得ていた
エンピロは何食わぬ顔でダキさん宅に向かった。
ダキさん宅に入ると
モスラーさんがいた。ここは
「なんでモスラーさんがいるの?」と驚いた
パフォーマンスを見せる。ダキさんが席を外した時に、
モスラーさんが
「ダキがよぉ、『エンピロには黙っていろよ』と言うものだから」と話した。
モニタリング、
ドッキリを仕掛けられた
エンピロとしては
逆ドッキリをすることにした。
「きょうは懇親会の後に、別の予定が入っているので、その後のお付き合いはできないな」と切り出した。ダキさんもモスラーさんもがっかりしたような表情に見えた。そして、エンピロの
スケジュール表を見せて、
「『モスラーさん接待麻雀』と書いてある」と暴露し、ホッとすると同時に大笑い。これにて一件落着。エンピロは
「サプライズで驚かせて喜びを倍増させようとするのはいいが、本当に他のスケジュールを入れてしまっていたなら麻雀大会はお流れになってしまうこともある」とダキさんに
忠告しておいたのは言うまでもない。
いつもの雀荘で
「接待麻雀大会」が始まった。
半荘4回やって、
イワンさんが
2勝、
ダキさんが
2勝に終わった。
エンピロは2位が3回、3位が1回と、またもやトップを
取れず仕舞いであった。トータルでは1位イワンさん、2位ダキさん、3位エンピロ、4位モスラーさんの順位となった。
絶好調いや
絶口調の
イワンさんがモスラーさんに
「懲りずにまた来いよ」と声を掛け、
再会を期して解散となった。このブログでは
最下位と
再会がよく出てくる。

挨拶をするNハウジング友の会のK会長。

講演で熱弁を振るう会津若松観光ビューロー新城猪之吉理事長。

ジャンケンをする新城猪之吉理事長。

プレゼントがもらえるとあって、ジャンケンにも力が入る。

待ちに待った乾杯。

イワンさん、モスラーさんとエンピロ。

相変わらず受け狙いのを見せるダキさん。

今度はエンピロが加わり、再度パフォーマンス。

新城理事長を囲んで記念撮影。

大吟醸
「猪之吉」を持って記念撮影。猪(亥)の年に吉があるようにと作られたという。

ここでもジャンケン大会が行われた。またもや外れに終わった。

新城理事長と固い握手をするイワンさん。

中締めで万歳三唱が行われた。

イワンさんだけが本来の
「万歳三唱」の形をやっている。普通の万歳は「お手上げ」の「降参」を意味する。

大吟醸「玄宰」2本が用意された。

大吟醸
「猪之吉」。猪(亥)の年に吉があるようにと作られたという。

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